バリ旅行 〜ケチャを観て、世界平和を祈る〜
私は旅行に行くのが好きだ。国内ももちろん好きだけれど、海外は特に好きだ。飛行機の移動は苦痛だけれど(今回は少しマシだったな)異文化に触れたり、世界の人たちの生活に触れたりして、自分の中でグワーっと考えが広がるようで面白い。海外(特に発展途上の国)に行って思うこと。当たり前だけれど、世界には色んな人種の人がいるんだなということ。見た目が全然違う。けれど少しコミュニケーションを取れば、同じ人間なのだということ。今回のバリ旅行では、ケチャの鑑賞でウルワツ寺院に行って来た。多分1000人ほど入ることができる会場(外)なのだが、超満員!!!椅子ではなく段々の階段のようなところに座るのだが、インド人、イタリア人、中国人、韓国人、インドネシアの他の島の人、日本人も多くいた。私の隣はイタリア人のおじさんだった。みんなものすごく近距離で座って、前の人の背中がずっと膝にあたっていた。前のおじさんはとても大きなインド人だった。彼らは始め2席分を使って足を伸ばして座っていたが、劇場のスタッフにプリーズと言われ、渋々席を譲っていた。約1時間半、すごく小さなスペースで、硬いコンクリートの上に座るのは大柄な人には相当しんどかったと思う。ケチャを鑑賞していると、笑ったり驚いたり、みんな同じところで反応する。あー、同じ人なんだな。見た目は全然違うのに、同じように感じるんだなと思う。同じものを見て、同じように感じて、一緒に楽しんでいるんだなと思った。こんな時間をたくさんの人が経験すれば、世界がもっと平和に、豊かになるんじゃないかなと思う。どうかどうか世界が平和でありますように。