皆さんは、夏休みの宿題、期限内に提出できていましたか?
私は、なんとかできていました。
高校生の頃は、怪しかったけど。
真面目な時代(小学生・中学生の頃)は、割と大丈夫でした。
姫(小学5年生の子供)?
滑り込みセーフ。
そして!姫の宿題の中にあった、国語の物語が秀逸で、号泣一歩手前。
・対外的には、硬派で通っている小学5年生くらいの男子 雄太君が、主人公。
・実は、猫好きで、可愛いものが大好き。←萌えポイント
・ある日、河原で中学生にいじめられていた老猫を助ける。←キターーーーー
・貯金とお小遣いをはたいて、動物病院でその老猫を治療する。←神降臨
・元気になった老猫を迷った末、河原に放す。
御礼をするそぶりを見せる老猫。←ジーン
・クラスメイトの内気で可愛い女の子 美音ちゃんが抱いていた捨て猫を雄太君が、代わりに育てる。
(女の子は、猫アレルギーの症状だったので、雄太君がその場で引き取る。)
・美音ちゃんと雄太君は、その猫を通じてゆっくりと距離が縮まる。←いいね
・美音ちゃんが勇気を振り絞って、自分の宝物のメモ帳を雄太君に渡そうとする。
・雄太君は受け取りたかったけど、周りに冷やかされて、わざと受け取り拒否。←あちゃー
・美音ちゃんは、夏休み中に突然、アメリカにお引越し。
・雄太君は、死ぬほど後悔。←分かるわー。
・フラりと寄ったコンビニのお兄さんに、自然な流れで話を聞いてもらった雄太君。
・そのお兄さんが、不思議なことを言い出す。
ここは、大事な探し物がある人が来るコンビニで、棚には、その人に必要なモノが必ず売っている、と。
・なんと!美音ちゃんのあの!メモ帳を雄太君は、発見!
・そのお兄さんは、このコンビニの常連さんからのプレゼントっていうことにしよう、と雄太君に伝える。
・缶詰コーナーの辺りに、一人のおじいさんが立っていた。
そのおじいさんが着ていたセーターの模様=助けた老猫の縞模様にソックリ!!!!
っていうオチです。
村山早紀著 「コンビニたそがれ堂」ポプラ社 からの抜粋です。
こんなベタな話も、全く大丈夫な大人です。
日常がハードだと、こんなファンタジーも良いですね。
貴方のおススメのほっこり本は、なんですか?