壁|≡ヾ(*゚▽゚)ノ ハロー♪
唐突ですが、以下は医師と患者の会話です

( ゜_゜;)    「先生 腰が痛くて動けないんですが・・・」

_¢(0-0ヘ)    「じゃぁ レントゲンを撮ってみましょう・・・腰椎ヘルニアですね」
( ゜_゜;)    「先生 治るんですか・・・?」
_¢(0-0ヘ)    「手術をしなければ治りませんね! でも、手術をするほどではないので、今日は痛み止めを打っておきましょう! その後は安静にして様子を見てください」
( ゜_゜;)    「ハァ・・・」

というような会話の後、数日安静にしていた結果、動けるようになったとします

これって、腰椎ヘルニアが治った結果、動けるようになったのでしょうか

確かに腰椎ヘルニアや椎間板ヘルニアは自然治癒することがあります
これは、前回の記事でも書いたNHKの番組でも紹介していました

大きなヘルニアを異物と判断した破骨細胞が、そのヘルニアを破壊してしまうらしいのです

しかし、これは大きなヘルニアの場合であって、小さいヘルニアは、異物とはみずにこの機能が働かないそうです
また、破骨細胞がヘルニアを破壊するのには、3~6ヶ月かかるそうです

では、何故激痛で動けなかった人が、数日安静にしているだけで動けるようになるのでしょうか

これが、椎間板ヘルニアが腰痛や痛みの直接の原因ではないという仮説の根拠です


椎間板ヘルニアになるような場合、その部位は変性(老化現象)を起こしていて、傷つきやす状態になっています
しかし、傷がつき炎症を起こさなければ痛みは出ないそうなんです
前回の記事で書いたように神経に触れるだけでは痛みは出ないようです

これが、ヘルニアはあるけど腰痛はないという人の状態

また、ヘルニアのせいで激痛が発生した人がヘルニアに対する治療をせずに痛み止めと安静にしていただけで動けるようになったのは、傷ついた部位の炎症が治まった結果だと考えられます

つまり、椎間板ヘルニアは誘因であって、原因ではない
ということになりますね


この事は、医師なら当然知っていると思います
それでも、
_¢(0-0ヘ)    「腰が痛いのは椎間板ヘルニアが原因ですね」

と言ってしまうのは、限られた診療時間に理解しやすくするために簡潔に説明した結果だと思います
また、いくら、ヘルニアがあっても痛くはない
といっても、そこは、変性を起こしていて、いつ炎症を起こすかわからない状態なのですから、“ヘルニアが原因”といっても、あながち間違いではないとは思います


とお医者さんを擁護したところで、
じゃぁ、どうすればいいの

という話ですよね


腰椎ヘルニアで腰痛が発生したということは、その部位に何らかの圧力がかかった結果だといえます

それが、スポーツなどが原因であるなら、フォームを見直す・腰部の筋肉群を強化するなどの対策が立てられますので、専門家の方に相談するといいと思います

それでは、スポーツなどはやっていない方達の腰椎ヘルニアについてはどうでしょうか?
それが、何回かにわけて書いている回旋と側屈です

仕事での動作や歩くなどの日常動作で、この腰部回旋・側屈は常に行われています
仕事などで、重い物を持つような方や無理な体勢での作業を強要される方は、コルセットを着用している方が多いと思います

でも、歩き方を見直す方は少ないのではないでしょうか

腰椎ヘルニアを患っている方で、腰を捻るような歩き方をする方は、回旋・側屈が歩くたびに起こっているので、歩き方を工夫してみてはいかがでしょうか?

詳しい歩き方については、過去ブログを参考にしてみてください
ヨロシク( ゚ー゚)/゚*゙:¨*;.・';゙:..・☆