前回に続いて 脊柱の動きについて書きたいと思います

脊柱はその構造上
純粋な回旋運動というのはできません


脊柱はS彎曲していますよね
ということは、関節面は水平ではなく、斜めになっているわけです



このように関節面が斜めなった椎骨が回旋すると当然、捻じれが生じます

つまり、脊柱は回旋と同時に側屈もするということになります

この運動を“複合運動”といいます



この運動について1903年に医師のロバート・A・ロベット氏が、カーブした竿を例に説明しているそうです

“カーブした竿を横に曲げると回転し、回転させるとカーブした竿は横に曲がる”
ロベットの法則

このロベットの法則というもの
僕は知りませんでした

どちらかという、“連成運動”というと認知していました
(“連成運動”は“複合運動”の別の言い方だと思いますが、違ってたら(≧≦) ゴメンヨー)

で、興味が出たのでこのロベットの法則について軽く調べてみたら
カイロの世界では
“ロベットブラザーパターン”や“ロベット兄弟の法則”などと呼ばれる法則もあるようでして、

この法則というかパターンは
腰椎の5番が歪むと頸椎の1番が歪む
胸椎の3番が歪むと胸椎の8番が歪む
という兄弟のような骨があるという法則だそうです
(ライト兄弟のようにロベット兄弟が発見した法則ではないのね・・・(ー。ー)フゥ )

僕はカイロの世界には詳しくないので、興味のある方は調べてみてください
m(_ _)m


では、次回からこの複合運動をもう少し詳しく書きたいと思います