初めは、遠く離れた地での地域紛争くらいに思ってた。

その後も何年もくすぶり続けて、何かのバラエティ番組でウクライナがやってた時に、草の根レベルの国防意識の高さにビックリしたっけ。


時は流れ、米軍が撤退したアフガニスタンではあっという間に首都が陥落し、大統領は国外逃亡しちゃった。あの国の近現代を考えれば、ガニ大統領の気持ちもわからなくもない。でも、あまりにもあっけなかった。国に居るのに亡国の民になってしまった人々は飛行機の翼にしがみついていた。落ちたら確実に死ぬのに。座して死を待つよりも、希望を持った死を選んだのか。


平和の祭典、北京オリンピックが終わったとたんに、プーチンはウクライナに侵攻した。誤算だったのは弱いといわれたウクライナ軍が思ったより抗戦してきたこと。ウクライナの歴史を振り返れば、さもありなん。スターリンによるホロドモール(飢餓輸出による人為的な飢饉)では1000万以上の人が餓死したとも言う。脈々と受け継がれる反ロシアの怨念がウクライナ兵を強くしているのか。あっという間に首都陥落しなかったことで、世界の注目を集める時間ができた。

弱い者は強い者に食われて当然なのか?

小国の集まりであるヨーロッパを始め、世界中の国々が人々が、どちらの味方になったかは明らかだろう。

老いがプーチンを駆り立てたのか?

クリミア、ドネツク、ルガンスクと小出しに侵略していって、味をしめたのか?

大国の独裁者が同時発生している現在、このウクライナ侵略を許せば、世界はどうなっていくか、、、

独裁国家以外の世界中の国々が試されているのだと思う。

もちろん、独裁国家の国民の皆様もね。