台風8号の影響が心配ですね。
大雨、暴風などに お気をつけ下さい。


【君たちはどう生きるか】

昭和四十四年十二月十五日 発行
平成       二年    五月十五日 三十四刷

発行所 新潮社

著   者 吉野源三郎

1899年〜1981年。
東京生れ。
東大哲学科卒業。
編集者。
児童文学者。
雑誌「世界」編集長を経て 岩波書店編集顧問。
主書「人間の尊さを守ろう」「リンカーン伝」

(著者紹介 引用)


図書館で借りてきました。

だいぶ 古めかしい本です。

以前に漫画版も読んでいます。

漫画版も読みやすくて良かったのですが
だいぶ端折ってたのだなぁと
思いました。

(おかげで わかりやすくなっていると思います)




あとがきによりますと
『君たちはどう生きるか』という
作品が初めて出版されたのは昭和12年(1937年)の事で
日中戦争直前の出版だったそうです。

せめて少年達の無垢の心を
この悪い時代の影響から守りたい
というのが根本の趣旨だったとか。

そんなにも昔の
しかも日中戦争直前に
出版されていた本だったとは。

それが、今も読み継がれていると言うのは
感慨深いものがあります。

話し言葉や 仮名遣いなど
古き良き日本を感じました。

わたしは漫画版より小説版の
コペル君の方が
やんちゃな印象を 持ちましたが
おじさんは逆に
漫画版の方がやんちゃに感じました。


お母さんの石段の思い出が
文章で読むと とても胸を打ちました。

漫画版と小説版は
思ったより内容が違います。

小説版は 深く掘り下げているのに対し
漫画版は 登場人物も エピソードも
シンプルになっています。
(それぞれの良さが出ていますね)


(純一と潤一の漢字が違うのは
なぜなのか。
何度も改訂されてるからかな?)


片方だけ読んでもいいとは
思いますが
余力があれば
どちらも読んでみることを
おすすめします。


きっと また
違った感じ方をすると思います。


↓何と、宮崎監督が映画化されるんですね!



楽しみです♫




最後までお付き合い頂きありがとうございます!





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