ステロイドの副作用についてまとめですニコ

おおまかに、私のプレドニン(ステロイド)との歩みです足
流れ星2016.10.3 ステロイドパルス入院流れ星
10~11月  30mg
12~1月    25mg
2月            20mg
3月            15mg
4月            10mg
5~6月      5mg
7~8月      2.5mg
2017.8.19 脱プレ
脱プレまで一貫して連日服用でした薬

精神症状はステロイドの副作用としてよく挙げられていると思います。鬱、躁、多幸感など、とにかく情緒不安定な感じですかね。

私は最大でプレドニン30mgの服用でしたが、こういった症状は出ましたびっくり

宇宙人くんまず、パルス入院中。

最初は鬱っぽいというか…落ち込みが激しい感じでした。パルス入院までは無職でも治療があるから、と思えたけど、これが終わればただの無職だ、、という事実とか、結婚の話が進んでいないこと、なんせこの先のことがとっても不安でした。

不眠の副作用もばっちりあり、夜本当に眠れなかったので、夜中あれこれ考えては涙していました。

でも、誰かに辛いと訴えるほどではなかったです。普通に振る舞えていたようで特に心配されたこともありませんでした。これは退院後1週間くらいまで続きました。

宇宙人くんっで、ここからが本領発揮!

退院後の1週間は、落ち込みと躁状態が入り交じったような感じでした。

夜中はやはり悲しくて泣いていたんですが、日中は止まったら死ぬガーンぐらいの勢いで活動していました。

入院中といえば、院内の庭園みたいなとこを、ぐーるぐる、、景色も変わらないけど運動のためとよく歩いていました。

でも退院してからは、歩けば歩くだけ景色が変わる!私、生きてる、嬉しい!!ということで、ずーっと散歩といっては歩きに行ってました。

運動を制限されてもないですし、元気だったのでそれ自体は、よかったね~という感じでもありますが、精神的にはちょっと普通ではなかったんですよね。

歩きながら、私、退院できて幸せなのに、事故に遭いそうだな~って考えてたり、キラキラの水面がきれいできれいで嬉しくて、この川に飛び込みたい!って考えていたり。

死にたくないのに死にそうなことを考えていて、本当、変でした。

これはまだ、入り交じっていた頃。鬱っぽさが抜けてからは、、

宇宙人くんハイパー元気ハッ

毎日たいして眠りもせずフル活動びっくりもともと私はインドアで、どこか出かけるよりも家でゆっくり、が嬉しかったり、仕事となれば別ですが、個人的なこととなると、何かとめんどくさいな~って感じでスローリーニコ

それが、目にも止まらぬ速さで、どんどん色んなことをやりたくて、そしてやってしまう。普段なら1週間はかかることを、半日、1日で終わらせる!ぐらいの勢いでした。

宇宙人くん内面も変わって。

もう本当にいい年の私ですが、どっちかというと小さい頃からもじもじタイプ。

聞けば5秒で済むことを、恥ずかしいな~でもな~ってずっと自分だけで解決できないか悩むみたいな。

社会人になり、小さい頃よりは当然改善されて、聞かないといけないことは聞きますが、やっぱり本質はあまり変わらなくて。特に仕事以外となると余計です。

例えば、お店の広い売り場で買いたい物があるとき、店員さんに聞けばすぐわかりますが、恥ずかしいので自力で探して30分かかった…とか。

別に人に聞くことは、何も恥ずかしくないですよね。でも幼少より筋金入りのもじもじで、今でも苦手なんです、ダメですが。。

というわけでずっと、聞くよりはちょっと手間がかかってもそっちの方が楽、と考えていました。そんな私が、パルス後は売り場についた瞬間、速攻店員さんに声かけてました。

あとは普段なら、自分から友達に連絡、って積極的にできないんですが、退院後色んな人に連絡を取って出会いました。

これはよくあることのようで、何十年も出会ってないような人に連絡するとか、知り合い手当たり次第に連絡するなどは、実際に先生が診てきた患者さんであったそうです。

それを話したとき先生からは、今は迷惑になっていないようだからいいですけど、気をつけて見てあげて下さい、と母が言われていました。

やってること自体は大きくないですが、普段の私からするとないことなので、自分でも、おやおや??なんか違うぞ??とは感じていました。

なにせ気が大きくなっていて、自称・平和主義の私が、家族にケンカを売るような言動をしたり、、

もういいよ、って言われてるのに、まだ話終わってない!私が正しいはず!という感じで、正直困らせたと思います。

ほとんど寝てないけどフル活動で、ギラギラ怒るし、あれやこれやと口を出す。厄介だ。。

私は口調まで以前と違うと言われました。これにはショックでした。んん?私どうなんの?人格まで変わってしまったの?もう戻らないの?と。

結果として、私のそんなハイパー状態は1ヶ月経たずに幕切れとなりました。1番ひどかったのは半月間くらい。

色々目について、あーこれは私ならこうするのに。こうすればいいのに。時間があるからあれしよう!これを今しておかないと!明日はあれして、あさってはこれして。ずっとそんな感じで、何も考えていない時間がなかったです。

夜も同じで、寝ないと!と思うのですが、考えごとばかりで眠れない。しかも思いつくことが、あれもこれも名案に思えて、うわ私すごい!朝起きたら早速やろう!なんでもできるやん!という、これが万能感というやつですかね。

しかしまぁ、毎日こんな調子なのでさすがに寝ないといけないなぁということで、今日こそはちゃんと寝ないと。考えごとをしたらダメだ、と考えると、今度は考えごとをしたらダメだ、で頭が埋め尽くされるといった感じでした。眠剤ももらって寝る前に飲んでいましたが、効いたなぁ今日は眠れた!ってことはなかったですね。とほほ。

もう本当に、テレビも携帯も見ない。それよりもやることがいっぱいある!とにかく忙しい!ってなってました。

…が、ある朝ストンと、あれ?なんかもういいや、と。昨日まで、今日はこれしたから明日はあれやるんだー!って燃えてたことも、別に今日じゃなくてもいいか…って後回しにできるように。

ひどかったときは、後回し、ができなくて、今しておきたいから連れてって!といった感じで、人の都合もお構いなしでした。

そういえば、私は免許を持っていてペーパードライバーでもなく日常的に運転していたんですが、こういう精神症状のときは念のため運転しない方がいいかも…と先生に言われて自粛していました。

なので、連れてって!とか言うわけです。普段なら絶対、家族と言えど相手の都合は気にするのにな。さらに、今日は無理だよ、明日にしよう。と言われたとしたら。

たとえ引き下がっても、心の中では、今日できるのに!なんで今日しないの?!ってな具合で、なんかもう本当に…ひたすら嫌ですね、こんな人がいたらタラー

それに、自分でもそういう状況にすごく違和感があって、おかしいな、自分はこんなんじゃないのになって思いながらだったので、本当に変な感じでした。

ストンと落ち着いてからはみるみる間に元に戻って、ストンから数日で、口調も戻ったねと言われほっとしたのを覚えています。なにもかも、急にくるところが不気味でもあります。

10/24に退院したのですが、そこから11月中旬くらいまでは本当に周りもイライラしたり大変だったんじゃないかと思います。ケンカもしました。

これまでステロイドにより副作用は色々ありましたが、先生から最も心配されたのはこの精神症状でした。

私はハイになる方に振り切れましたが、やはり逆で、消えたくなってしまう人もいるとのこと。

自分が経験してみて思ったのが、止められない。ということです。だから怖いですよね。

私は自分が普段と違うし、おかしいと思っていました。思っていたけど、直す直さないの話ではなくて…もうどうしようもなく、普段はなんでもないことにカーッと腹が立ったり、今すぐにせねばならぬ、みたいに急かしたり。

落ち着いて考えて、そんなに怒ることではない、とか、それはあとでもよい、とかいう一歩引く、ひとつ我慢する、そういうリミッターみたいなものがどこかへ行っていました。

だから本当に怖いと思います。もし消えたい衝動だったら、それを押さえられたかどうか。先生も、もじもじタイプだった私が退院後の外来で急に積極的に質問したり饒舌に喋る様子を見て、前と違いますねと驚いていたし、気をつけて様子を見てあげて下さい、と母に何度も言っていました。

そんなこんなで、私の精神症状は家族は巻き込んでしまいましたが、そこまで長引かず無事に落ち着いてくれたので本当によかったです。

その後も脱プレまでに、ぐーっと落ち込んで数日あがってこれない…みたいなことはありましたが、ハイ状態は二度と訪れませんでした。

あくまで私の場合ですが、こういう精神状態だったという経験として書きました。今振り返っても違和感だらけの日々でした。

ここまで長いですが、、こういう例もあるということで読んでいただいてありがとうございましたニコニコ