夏の上布の魅力✨ | おとなの着物の愉しみ方 骨格診断士MIHO

おとなの着物の愉しみ方 骨格診断士MIHO

さがのきもの学院講師・骨格タイプ別ファッション診断士
着物は年齢や体型に関係なく楽しめるファッションです。
人生をより愉しく充実したい、そんな方々のお力になれれば。
そんな気持ちであれこれ書いております。

6月に入り蒸し暑い日が続いていますね。

着物でお出かけも汗との戦いです💦

浴衣は綿なので汗を吸い取って
くれますが、涼しい素材はやはり
麻ですよね。

平織りにした上質の麻布を「上布」と
言います。絹や綿もありますが、
流通している着物地は麻が多いです。

産地によって分けられ、

越後上布・・・新潟県十日町 (小千谷縮)

能登上布・・・石川県能登 (能登縮)

宮古上布・・・沖縄県宮古島(苧麻紺上布)

などが代表的な産地です。

後継者不足で年々反物が減り、
将来は博物館に飾られるかも知れません。

浴衣は、7月〜8月までが着て良いと
されますが、上布は6月〜9月位まで
着れます。




先日のショッピングレッスンの様子です。

N様はストレート&ナチュラルmixタイプで、
パーソナルカラーはウインターです。

小千谷縮は、薄い素材ですがシャリ感と、
張りがあり型崩れしにくい生地です。

麻ですから座りシワなどは出ますが、
大人の男性には返って粋な雰囲気で
素敵✨です。