うずっと書こうと思っていた計画無痛分娩について書きたいと思います。

これから計画無痛分娩を予定している方の参考になれば嬉しいです。

もう1年以上前のことなので覚えている限りで・・・

結構リアルな感じで書くので、苦手な方はお控えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陣痛の痛みが恐怖すぎて、

計画無痛分娩を希望しました。

私の産院は麻酔科の先生がいる時間でないと

無痛はできなかったので、

入院より前に陣痛が来てしまうと

無痛ができない可能性があるとのことでした。

 

 

毎日陣痛が来るのではないかとドキドキでした笑

でも無事、指定された入院日まで

陣痛はきませんでした!

さっそく親孝行ありがとう。

 

出産予定日の前日の朝入院し、

尿検査を済ませノンストレステスト(NST)をしました。

それから処置室に呼ばれ、内診をしてから

子宮にバルーンを入れてもらいました。

バルーンって未知だったんですけど、

水風船みたいな感じだったかな?

入れるとき痛くて若干出血しましたが、

入れた後はなんか入ってるな~くらいでした。

そしてこの時子宮口2㎝。

 

 

内診が終わった後はまたNSTをしました。

夕方にシャワーを浴びてからまたNST。

夕食を食べた後、

先生が部屋まで来てくれてバルーンを抜きました。

この時子宮口4~5㎝。

バルーンの刺激で夜陣痛が来る可能性も

あるとのことでしたが、

朝まで何もなく過ごせました。

 

明日産まれるのか~と、赤ちゃんに会える楽しみと

お腹の中から出てしまう寂しさの両方を感じて

なかなか眠れませんでした。

 

 

翌朝は6時頃起床。

顔を洗って病室を出る準備をして

分娩室に移動しました。

前日の22時から何も食べないように

言われていたのでもちろん朝食もなし。寂しい。

 

飲み物はギリギリまで飲んでいました。

麻酔が始まると飲み物もダメなので。

 

 

最初に左腕に点滴用の針を刺しました。

刺す場所があまりよくなかったのか、

これが痛くて痛くて。

青あざが数週間消えませんでした笑

そこから水分補給用の点滴をしてもらいました。

さらに輸血用の採血をして、陣痛促進剤投入。

 

そして麻酔科の先生が来て

背中に麻酔を入れる用の針を刺してもらい

そこから管が繋がれていて

いつでも麻酔を追加できる状態に。

いろんなところに針を刺され

陣痛やお産の前にもいろんな痛みに耐えなければいけないんだなと実感。

 

そして促進剤を少しずつ追加。

しばらくしても痛みがなかったため

助産師さんに、え?まだ痛くないの?と

心配されました。

でも徐々にずしんという痛みが。

これが陣痛か。

まだ耐えられる痛みだったので麻酔の追加を

お願いしなかったのですが、

これが間違いでした。

だんだん痛みが強くなり吐きそうなくらいに。

先生に麻酔の追加をお願いし、

効いてくるまでひたすら陣痛に耐えてました。

自然分娩の方、

この痛みを耐え抜くなんて本当にすごい。

尊敬します。

 

麻酔が効いてきてからは

嘘みたいに痛みがなくなり、

陣痛が来てもお腹が張ってるな~くらいでした。

子宮口が全開になり、いきんで!と言われ

何回も何回もいきみました。

赤ちゃんの頭が引っかかって

なかなか出てこなかったので

会陰切開と吸引分娩になりましたが

そのときも痛みはありませんでした。

産前の会陰のケアについては

こちらの記事に書きました↓

 

 

 

 

陣痛中に何度か赤ちゃんの呼吸が

苦しくなってしまい

体勢を変えたり頭を押し戻したり

不安な時間もありましたが、

助産師さんと先生のおかげで

無事出産することができました。

 

赤ちゃんの顔を見たら

自然と涙がこぼれてきました。

頑張ってくれてありがとう。

無事生まれてきてくれてありがとう。

 

同時にたくさんの方々への感謝もあふれてきました。

 

 

そして、計画無痛分娩の偉大さを実感しました。

欧米等では大半が無痛分娩だと聞きましたが、

日本はまだ自然分娩の方が多いですよね。

無痛分娩が日本でももっと普及することを願います。

 

第二子を授かることができたら、

また同じ病院で計画無痛分娩を希望しようと

心に決めました。

 

 

 



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