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らららーらららーららららららら♪


今の想いは言葉にできないので、小田和正さん風に歌ってみました。
大和田美帆です。こんばんは!

『ワンダフルタウン』無事に大千秋楽を迎えることができました。

皆さんのおかげです。
ありがとうございました。

1年前、アイリーン役のオーディションを受けたときに資料で見た、
『コンガ』や『スウィング』の映像を見た瞬間
ミュージカルおたくの私の中で何かが動き出したのを思い出します。

ま、コンガもスウィングもアイリーンは出てないことは後から知ったんですけど(笑)

誰に言ったらいいのかわからないけど。。
アイリーンに選んでいただいて本当に本当にありがとうございました。

誰も悪い人が出てこない、シンプルでただただ楽しい昔のMGM作品のようなワンダフルタウン。

舞台上だけではなく裏でスタッフさんやオケの皆さんも一緒に踊ってしまうような
素晴らしい作品でした。

キャストも主演の瞳子さんの人柄もあって普段から仲が良く、
認めあい、尊敬しあう素敵な関係でした。


音楽監督の島健さんとはデビュー作品『ピュアラブ』以来のお仕事で。
オーディションで島さんに約6年ぶりに歌を聞いてもらった夜、島さんからお電話をいただき、
『まだ結果は分からないのだけど、僕は本当に感動した。頑張ったんだね』と言われて
私は号泣しました。

ピュアラブは自分の未熟さを痛いくらいに感じた作品で、好きなだけじゃ舞台には立てないこと、お客様に満足していただくためにはまだまだ努力が足りないことを知った作品でした。

私はミュージカルは向いてないのかもしれない。
歌は生まれつき下手なのかもしれない。
そう思ってミュージカルに再び挑戦することをあきらめかけたんです。

でも、そんなとき

いろんな人に『所詮七光り』とか『二世はやっぱりだめだ』とか『ミュージカルは二度と無理だ』とか言われたおかげで

負けず嫌いの私は燃えてしまったんです(笑)

悔しかったし悲しかったけど言われても仕方ない自分にも気付いていたし
何より、『私はミュージカルにも出演できる女優になりたい!』という気持ちが強くなり、絶対にみんなを驚かせたい!と思うようになりました。

好きなだけじゃだめだけど、やはり好きじゃなきゃだめだと思うんです。

二世でよかった(笑)
お客様が厳しい目で見てくださるからこそ、私も向上心を失うことなくやってこれました。
もちろんこれからも。

そして色々な作品に出会ってきて7年経ち、
今回『ワンダフルタウン』に出演して、まだまだ自分の未熟さも感じながらも、
7年間やってきたことは無駄ではなかったのだ。と確信できることができました。

7年前は憧れのバーンスタインの曲を歌うなんて
大好きな瞳子さんと共演ししかもデュエットを歌うなんて
想像もできなかったもん。
夢のような舞台に立つ事ができて
毎日本当に幸せでした。

大好きな「調子はずれのラグタイム」を歌って踊っているときは
幸せすぎて楽しすぎて顔が緩んじゃってちびっちゃうかと思うくらいで。
ちびりませんでしたけどね(;^_^A

だからワンダフルなタウンから帰るのは淋しかったし
もっと住みたかったなぁ。。。。
でも同時に
今年は舞台が続いていたので
毎朝起きるとまず不安になっていた喉の調子も、もう考えなくてもいいんだと思うと
最後まで喉や体調をキープできたことの安心感や解放感でいっぱいなのも事実です。

と言いつつ今日も
稽古初日からずっと録音していた自分の歌を聞比べたり
みんなとの写真を見たり
まだまだワンダフルな気持ちでいっぱいですが(笑)


12月はゆっくり過ごせそうなのでしっかり休みたいと思います。

ワンダフルタウンをアイリーンを愛してくださった皆様、
本当にありがとうございました。

舞台上で(嘘でも(笑))みんなに愛されるキャラクターで本当に幸せでした。

これからも日々精進して、また素敵な作品に参加できるよう頑張ります。

舞台はお客様あってこその世界です。
皆さんのおかげで私は大好きな舞台に立つことができます。
本当にいつもありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

最後にワンダフルタウンの大好きな歌詞を。


生きる意味がここでなら見つかる!空も飛べる!
変人が集うクリストファーストリート♪』



ありがとうございましたm(__)m

追伸、次の記事で恒例の質問タイムを設けようと思っています。
明日また覗きにきていただけると嬉しいです。