ついに昨日、ホリエモンが逮捕されましたね。

私は別にホリエモンは好きでも嫌いでもないですが、

公認会計士という立場からは「粉飾決算」

やらかしたことに対しては怒りが湧き上がりますし、

「株式交換」「株式分割」などのイメージを悪くしちゃって!

という腹立ちも感じております。


にも関わらず。

なんとな~く、ホリエモンを気の毒に思う気持ちがあるのです。

なぜなんだろう?と自分なりに分析してみました。


その結果、事態が発覚してから逮捕までの時間の短さ

原因なのかな、という気がしてきました。

殺人や傷害といった犯罪の場合は少し違いますが、

今回のような犯罪の場合って、今までは逮捕までに

もっと時間がかかるのが普通だった、と思うのです。


株式市場に予想以上の影響を与えていることから、

事情聴取と逮捕を同じ日にした、というような話もありますが、

そういうものなのでしょうか・・・。


大体にして、こういったお金が絡むような犯罪は、

テレビなどで見ているとこちらがイライラするくらい

逮捕までに時間がかかるのが通常です。

しかし今回は、犯罪の規模に比して考えると、

こちらがびっくりするようなスピードで逮捕された。

それで何となく同情してしまうのかな、と思いました。



むか~し、「日本人とユダヤ人」という本を読んだことがあります。

イザヤ ベンダサン, 山本 七平, Isaiah Ben-Dasan
日本人とユダヤ人

この本に関しては、批判も多いようですが、個人的には

読んでいて「なるほどなぁ」と思った部分も多くありました。

それは、例えばこのような部分です。


「日本では法律よりも緩い不文律があり、

 実質的にはこちらが法律として機能している」


その例として、車でのスピード違反などが挙げられていました。

法定速度を完璧に守っているドライバーはあまりおらず、

プラス10キロから20キロくらいで運転するのが一般的ですよね。

だからといって、50キロオーバーすればつかまってしまいます。


つまり、法定速度が60キロの道路の場合、

法律では70キロでもスピード違反。

でも、不文律では70キロはスピード違反のうちに入らない。

ただし、110キロならば、不文律でももちろんスピード違反です。



誤解を恐れずに言えば、今回の逮捕から、

法定速度60キロの道路なのに85キロを出しただろう!

ということで、スピード違反でつかまった、という印象を受けました。

(中途半端な数字ですみません。ペーパードライバーなので

 数字自体は的外れかも・笑)


もちろん、法律違反です。

しっかり取り締まってもらわなければ困ります。

増して、もしかしたら地検はもっと大きな犯罪のしっぽを

つかんているのかもしれませんものね。

(その前に付近でひき逃げ事件があった、とか)


でも、他に同じ道路を100キロ出して走ってる車もあるのでは?

という印象も、ないことはないんですよね・・・。

例えばヒュー○ーの小嶋社長がやったことって、

ホリエモンより罪は軽いんでしょうか???

まだ逮捕されてはいないようですが。



とりあえず、現状での感想はこんなところです。

どちらにしても、今後証券市場の法整備が必要なのは

間違いがないところですよね。

国際的にも日本の証券市場が通用するためには、

「不文律」なんていうものは許されません。

これを機に、しっかり見直して、真面目な投資家を

保護できるような仕組みを作ってもらいたいものです。


運転中の携帯使用禁止や、飲酒運転取締強化で

交通事故の犠牲者は減少しているようですしね!