【嘉道理農場暨植物園】

Kadoorie Farm and Botanical Gardens 嘉道理ファーム カドリーファーム KFBG
流れ星見所 子供と動物を見ながらハイキング
流れ星行き方 MTR東鐡線大埔(Tai Po)駅より64Kバスで『嘉道理農場暨植物園』下車
流れ星住所 嘉道理農場暨植物園 香港新界大埔林錦公路
Kadoorie Farm and Botanic Garden Lam Kam Road, Tai Po, New Territories, Hong Kong
子供満足度 星星星
大人満足度 星星星
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嘉道理農場暨植物園は香港の中でこの辺り。
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カドリーファームはペニンシュラホテル創業者のエリスの弟エリーカドリー氏の息子が、第二次世界大戦後の貧しい農家の人たちの経済的自立支援をするために作った場所で、大帽山(Tai Mo Shan)の斜面に森林や果樹園、畑、動物保護施設と教育施設などを作りました。

その面積、148ヘクタールととても広大!

香港にどんな作物が適しているかなど試験農場的な役割も果たし、学校の社会見学などでも訪れる場所なので小学生以上のお子さんは行ったことのあるかもしれません。

友達親子とハイキングに行こうと話していたのですが一番小さい子は3歳なりたて。

ちゃんと歩いてくれるかわからなかったので、ハイキングを兼ねて遊べそうなこの場所に行く事になりました★

 

行き方/チケット

我が家はMTRで大埔まで行き“64K”のバスでカドリーファームに行きました。

大埔駅は地下道を通じてそれぞれのバスターミナルまで移動できるので便利♪

願い事をみかんに付けてを投げるのが有名な“許願樹(林村許願樹広場)”へも同じ64K。
カドリーファームはそのずっと先。
40分ほどバスに乗ります。
“嘉道理農場暨植物園”と出たらバスを下車。
降りるとすぐチケット売り場があります。
カドリーファームはとても広いので、有料ですが園内を走るバスがあります。
ちなみに園内地図も有料。
入口にある地図を写真に撮るか、HPの園内マップをダウンロードする事をおススメします。
前回の台風の影響で山の上の方(全体の3/2位)が現在封鎖中。
なので今は半額になっています。

主にマップの上はトレイルコース、マップの下が動物保護施設になっているのですが

今日は本気でトレイルをするつもりは無かったのでマップ下部分だけでちょうど良かったかも。

▼カドリーファーム内地図(矢印は入口)
 
地図1
素食亭(Sun Garden Cafe)

映日園動物展覽館(Sun Garden Animal Exhibit)

まずは腹ごしらえ。

入口はいると“素食亭”というベジタリアンレストランがあります。

お食事メニューからコーヒー、デザートまで色んなメニューがあります。
我が家はパスタとカレーをオーダー!
。。。
マズイ。。。

レストラン横には“映日園動物展覽館”という違法な野生動物取引から救出された動物達がいます。

カメレオンや昆虫、
これはおさるさんかな?
結構近くまで挨拶に来てくれました★
 
地図2
廣場(Plaza)

爬行動物觀賞台(Reptile Lookout)

広場には横に広い大きな階段があります。

子供5人、全員男の子。

特に何も無い場所でも走れるスペースがあれば喜びます ^^;

階段を上がると創設者のカドリー氏の銅像があり、一緒に写真が撮れます。

子供達に集られるカドリー氏。。

そのすぐ隣には“爬行動物觀賞台”という池があり、ここも違法な野生動物取引から救出された動物達がいるようです。
コウモリや亀、ワニがいるようなのですが我が家は見つけられませんでした。
香港湿地公園で人気のワニのプイプイちゃん(Pui Pui)もここで治療をした後、香港湿地公園に移動したらしいです。
 
地図3
農場博物館及農場小賣店

(Farm Museum and Farm Shop)

豬舍(Pigsties)

そのまま右側の階段を抜けると“農場博物館及農場小賣店”というお店があります。

カドリーファームの資料展示の他、
有機野菜が販売されており、ここまで有機野菜を買い求めに来る人もいるらしいです。
特に卵が人気なんだとか。
その横には豚さんがいます。
この豚さんは『肉を少なく食べてください!』というメッセージが込められているそうです。
にしても太りすぎに感じるこのブタちゃん。
細い4本の手足でよくあの体を支えられるな~
 
地図4
翟克誠野生動物護理中心
Piers Jacobs Wildlife Sanctuary)
豚小屋を過ぎるとすぐ下に建物が見えます。
ここでは鹿が飼われています。
人間に慣れすぎてしまったので野生には帰せずここで飼っているんだとか。
 
地図5
生機園及一斗田(Eco-garden & One-dou Farm)

植物與我溫室(Plants and Us Greenhouse)

蘭花溫室(Orchid Greenhouse)

この場所には植物が育つ為の土壌を良く維持する為の方法や除草方法、自然な害虫除去の方法、化学物質を使わず季節の野菜を育てる方法などを考えられ作られた畑や温室があります。

こんなカラフルで大きいトカゲ(?)が普通に草の中にいました。
香港ではあんまり目にすることのない畑。
池に何がいるのかわからないけど、1人がじっと何かを見るとそこに群がる男子たち。
温室では一つ一つ丁寧に植物が育てられていました!
 
地図6
生態池(Wildlife Pond)
藝舍(Art House)
こっちには先程よりも大きな蓮の池があります。

所々にある池は、野生の水生生物の為に生息地を作っているそうです。

綺麗に咲く蓮の花。
その奥には“藝舍”というワークスペースがあり、9:30~16:30までアート体験ができます。
ただ12:30~14:00はお昼タイムでやっていないのでご注意を!
やる内容は毎回変わるそうですが、今日は版画体験をさせてもらえました!
みんなそれぞれ好きな柄を選んで、
好きな絵の具を木の板の上に出し
ローラーでのばして紙にペッタン。
みんなそれぞれの作品が出来上がりました★
。。しかし、版画の絵の具は中々乾かない!!
この後この紙の処理に困りました ^^;
 
地図7
森林果園(Fruit Forest)
山の斜面を利用して、ここでは色んな作物が育てられています。
農林業の原則にちゃんと従って植物を育てると、害虫の被害は少なく化学費用無しで、メンテナンスをあんまりしなくても一年中様々な果物などができるそうです。
コーヒーの実や
マンゴーやパイナップルなど
様々な果物を見ることが出来ました!
 
地図8
野生動物圍(Wildlife Walkthrough)

鸚鵡護理中心(Parrot Sanctuary)

昆蟲館(Insect House)

ここの池にはフラミンゴがいました!

カドリーファームにいる生き物の中で、フラミンゴだけは保護された物ではなく贈り物だそうです。

良く見づらいですがワニや
オウムなどもいました。
オウムはペットとして人気ですが、大きい種類のオウムは100歳まで生きるくらい長生きなんだとか。
それを知らずに飼い、最後まで飼うことができず捨てられてしまうオウムが多いんだそうです。
オウムを真似する子供達。
子供達を真似するオウムでうるさいうるさい。
もう少し坂を上がったところに“昆蟲館”という小さな部屋があります。
部屋の中には昆虫がいるわけではなく、学習資料館でした。
昆虫は受粉、廃棄物処理、害虫駆除などのあらゆる種類の生命維持機能を果たしており、地球上の全生命の生存に大きく貢献する大切な存在なんだよ。といった展示内容。
虫の標本などが多かったです。
 
地図9
淡水生物屋(Streamlife Display)

兩棲及爬行動物屋(Amphibian and Reptile House)

本土哺乳動物屋(Native Mammal Display)

猛禽之家(Raptor Roost)

川が流れている場所でゆっくり観察すればイモリ、トンボ、カゲロウ、カディスフライ、魚などを見る事ができるらしいです。

しかし探検気分でサッサと行ってしまう男子ズ。
もっと色々自然を観察しておくれ~
川を越えると小さな小屋が何棟か続き、魚や蛇などそれぞれの小屋で飼育されていました。
両生類は人間が汚している水や環境に一番影響してしまう生き物なんだそうです。
蛇ってこんな風に眠るんですね!!

その奥にはヒョウ柄のベンガルヤマネコやハクビシンがいました。
寝ていて見えずらいですが、この子達はマレーシアで救助されシンガポール動物園に移送された後、教育目的でここKFBGに寄付されたそうです。

やっぱり猫は暖かい所で丸くなるんですね ^^

その隣には鷹など鳥小屋がありました。
香港は鏡のような高層ビルが多いので、鳥は建物にぶつかってよく怪我をしてしまうらしいです。
段々鳥に見飽きた男子ズ。
一瞬見てはサッサと行ってしまいます。
お~い、待ってくれ~
image
 
地図10
艾先生猛禽護理中心

(Jim Ades Raptor Sanctuary)

カドリーファームは山の一部なので坂が多い!

ひーひー。

自然いっぱいの場所なので、道中は珍しいお花や
綺麗な実など様々な植物をみることができます!
ふー。
ある程度上った地図10の場所に“艾先生猛禽護理中心”という鳥小屋があります。
ここもいるのは主にフクロウでした。
ここは病気やけがをした猛禽類を野生に戻す事を目的に保護している施設で、過去20年間で3,600羽以上の鳥が届き、50%以上を回復させて野生に帰したらしいです。
と、ここまで周り私たちは終了。
地図☆の部分には“猴子樂園(Monkey Haven)”という場所でニホンザルがいるらしいのですが、この日はお休みとの事で行きませんでした。
お猿さんを見たくて探して歩き回ったのに残念。。
 
カドリーパークについてあまり調べないで行ってしまったので「動物少ないな~」と感じてしまったのですが、
ここは“有機農場と保護された動物を見て学ぶ”場所なのでそもそも動物を沢山期待するのが間違いでした ^^;

今回は1/3しか行けませんでしたが、全面解禁されたら山頂目指して今度はハイキングに行きたいです★


長男:5歳11か月
次男:3歳5か月

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ここからはブログの内容と関係なくご紹介です☆

 

【香港生活におススメしたい物】

①外用窓ふき

香港の外の窓は拭けない。。

でも結構汚いから掃除したい!!

という事でマグネットで外の窓に張り付けて掃除できるグッズを買ってみました!

感想:

腕に落下防止の紐をつけるので落下することはないのですが、なんか怖くてガクガク震えながら掃除しましたあせる

でもそれなりにちゃんと綺麗になります!

ガラスの厚さによって商品が違うのでご自宅のガラスに合わせて商品を選んでください。

 

②布団用乾燥機

香港の湿気はすごいです!

布団を乾燥させるだけではなく、靴も乾かせます!

感想:

変圧器を通さないといけないのが少し億劫ですが、かなりの頻度で活躍しています。

香港は除湿器は沢山売っているのに、布団乾燥機は中々見かけないです。

 

③エアベット

お泊り会など来客が来た時にエアベットを一つ持っておけば色々対応できます!

電動ポンプが内蔵されているので膨らますのもボタン一つ★

感想:

折りたためば場所を取らないし、布団と違って湿気を気にしなくても良いです!

一家に一台お勧めしたい!

 

④お掃除スリッパ

この手のスリッパは結構沢山あると思うのですが、これは見た目がデニム調のスリッパなのに洗って搾れる優れもの!

感想:

絞る事ができるので渇きが早く、スリッパを清潔に保てます。

何度か洗うと毛羽立ってきてはしまいます。

 

⑤伸縮可能なブックスタンド

本の量に合わせてサイズを変更する事ができるブックスタンド!

感想:

学校の教科書など、時期や季節、オンライン授業か否かによって家に置いておく本の量が結構変わります。

底があるので、ブックスタンドごと他の部屋に移動する事もできるし見た目も木目調で可愛いです!

 

⑥タブレット学習教材

タブレット式の学習教材を一つ持っていれば、後は毎月教材をダウンロードする事ができるのでわざわざ買う必要がありません!

スマイルゼミと進研ゼミは香港のWIFI環境でも使えています。

スマイルゼミは年中から。

チャレンジタッチは年長から受講できます。

感想:

スマイルゼミはタブレットのみですが、チャレンジタッチはタブレット以外にも年に数回教材がつくようです。

子供だけで完結するので、親が付かなくてよくて楽です。

 

⑦日本の本

・レストランから街歩き、マッサージ店まで幅広く香港の情報を掲載してくれています。

・挿絵が沢山あるので子供と一緒に言いたいことを伝える事ができます。