【鰂魚涌樹木研習徑】

Quarry Bay Tree Walk
流れ星見所 自然観察をしながらハイキング
流れ星行き方 MTR太古駅B出口からスタート
流れ星所要時間  5歳と2歳の足でトータル2時間半くらい
流れ星全長 約3キロ
子供満足度 星星
大人満足度 星星
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香港島のザックリこんなコースを歩きます
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行き方
名前は『鰂魚涌樹木研習徑』ですがMTRからは鰂魚涌駅より太古駅からの方が近いです。
『英皇道(King's Road)』をイオンを背にして左側に歩き、小さな公園がある『基利路(Greig Road)』を左に曲がります
そのまま坂を登っていくと
看板が出てきてコンクリート道から山に繋がる道に入れます。
早速緑あふれる道へ。
途中香港どこでもある足裏マッサージなど健康遊具があります。
少々階段を登ると
『大潭郊野公園(Tai Tam Country Park)』の看板があります。
ここが今回のハイキングコーススタート地点☆
 
▼鰂魚涌樹木研習徑コース地図


地図1

鰂魚涌樹木研習徑スタート

全長1.1kmととても短いのでゆっくり色んな植物を観察しながら歩こうと思います★

鰂魚涌樹木研習徑はこの看板に沿って歩きます。
Tree Walkという名前なだけありこの道は沢山の種類の木や花が植えられていてちゃんと説明書きもされています。
道幅は人一人分くらい。
ここで長男看板に書いてある木の実を見つけたようです!
イラスト付きの看板なので絵を見て見つけることができます。
平坦な道が多いですがちょこちょこ階段も出てきます。
太極拳広場とキャンプ場があります。
その先少し歩くと小さな橋があり
細長い水路が流れていました。
 
地図2
寄り道をしながら
その先にも小さな橋があり川が流れています。
コースではありませんが少し川へ寄り道★
ここはコケが多く、つるつる滑るので気を付けてください!
綺麗な星型のお花を発見!
マリオのスターみたいと長男嬉しそう★
寄り道から戻り
木陰の道を歩き進めます。
普段あまり目にしないこんな赤い虫や
黄色い蟻さん。
香港では公園に行っても虫探しはあまり出来ないので貴重な体験です!
木が多く日陰が沢山あるので
気温高く暑いですがそこまで苦にはなりません。
途中あずまやがあるので休憩を取ることもできます。
いつもはこんなにのんびり歩かないのでゆっくり植物を観察するのも新鮮!
 
地図3
戦争跡地
このコースには戦争中に造られたキッチンが二か所ほどあります。
一か所目のここには特に説明書きなどはありません。
木陰の自然道をしばらく歩きます。
長男どうやら絨毛潤楠(Machilus velutina)の花の実を見つけたようです。
そのまま歩き進めると2か所目の戦争跡地が出てきます。
割と大きい場所で案内板も置いてあります。

戦争に備えるため作られた野外キッチンだそうですが、香港は日本軍にわずか18日で占領されたため実際には使われなかった場所なようです。

キッチンのかまどには草や花が沢山咲いていました。
ここは戦争跡地だけではなく自然観察点にもなっており、
木の上を見上げると
このような鳥の巣箱が設置されています。
その他健康遊具も置いてあり、これは足がどのくらい上がるか測る器具。
初めて見ました。
一通り遊んだら歩き進めます。
戦時中の食料貯蔵庫の跡地があり、そこには木がしっかり根をはっていました。
ゴツゴツ大きな石や、水路が所々にあります。
緩やかな階段を上がりしばらくいくと
Tree Walkはおしまいです!
立派な看板が出迎えてくれます。
 
帰路
マウントパーカーロードを歩こう
という感じで1.1Kmなのであっと言う間!
これだけでは物足りないのでマウントパーカーロードをそのまま登ろうかとも思ったのですが、
長男はプールに入りたいというので今日はここで下山することに。
余談ですが、日差しがかなり強くなってきたので子供用にもサングラスを先日購入。
子供たち、今日からトレイルサングラスデビューです☆
Oh! Yeah!!
マウントパーカーロードはコンクリート道路ですが綺麗なお花や蝶々、
蛙さんなど色んな動植物を観察することができました。
我が家は下りますが、この道を登るマウントパーカートレイルというトレイルコースもあります。
途中ビクトリアパーク付近に繋がる『金督馳馬徑(Sir Cecil’s Ride)』という分岐点があります。
下り続けると太古のマンション群が見えてきます。
さらに下ると『林邊生物多樣性自然教育中心(Woodside Biodiversity Education Centre)』という博物館があります!
以前にも行ったことはありますが今日もまた寄り道★
中は綺麗に管理された施設で
亀やヤモリ、魚など色んな生物が飼育されています。
中でも子供たちの興味を引き付けたのはこの水槽。
蛇さんです!
結構活発に動きまくっていてうねうねと木を登ったり下りたり。
手も足も無いのに自由に動き回れて不思議~
しばらく博物館で涼ましてもらい再び歩き始めます。
目の前に高層ビルが現れてきました!
とその時、上から何かやらポツポツ降ってきます。
正体はゴロゴロとした大量の木の実!
結構しっかりとした実で割ると中身はイチジクみたいでした。
子供たちはこの実を投げたり穴の中にはめたりしばらく遊んでいました。
その先少し歩くと大通りに出て左に行くと鰂魚涌駅、右に行くと太古駅に戻れます。
ここからだと太古駅の方が近いです。
 
このように今日は簡単すぎるコース。
物足りなさも感じましたがいつものように頂上を目指すトレイルではなく、たまにはのんびりゆったり自然を観察しながら歩くのもいいかな~と思いました。
 
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長男:5歳5か月
次男:2歳10か月

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【子供との山登りで持って行くべき物】

①ハイキングシューズ

滑りにくさが全然違います!

転倒防止になりますし、「疲れた~」となりにくいのでちゃんとしたちゃんとしたハイキングシューズを履かせることをお勧めします。

 

②帽子

暑かったらハイキングに限らず被ると思いますが、結構むれるので通気性の良い帽子をおススメします。

 

③トレッキングポール

ポールがあると使いたがってノリノリで歩いてくれることがあります。

又、電車ごっこをしながら歩いたり、岩をつついてみたり色んな用途で使う事ができます!

 

④ベビーキャリー

荷物を背負いながら子供もおんぶできる利点の他にも、おんぶ紐と違って汗が直接子供に付かなかったり、間に風が通るので涼しかったりする利点もあります。

 

⑤速乾性の服(着替え)

香港の山登りは暑いです!!

最低でもTシャツは一枚持って行きましょう。

 

⑥日よけ兼雨具

これは母が必要です!

雨天兼用の軽量傘が役に立ちます!

 

⑦レインウェア

香港の山の天気は変わりやすく、突然スコールのような雨に襲われることがあります。

又、移動中の電車やバスは冷房で寒かったりするので、上着と兼用できるようなレインウェアが役に立ちます。

 

⑧水筒兼リュック

水は多めに持って行かないと命にかかわります。

しかし水は重いので水を背負えるようなハイドレーションタイプのリュックがオススメです。

 

⑨食べ物・おやつ/ウェットティッシュ

お昼を挟むときはおにぎり(腐り防止の為梅干しを入れてます)、おやつは個包装の物を持って行くと食べやすいです。

 

⑩絆創膏

キャラクター系のバンドエードを備えておくと、転んで擦りむいた時など子供の気を紛らわすことができます。

 

⑪虫よけ

虫よけは必須!場所と時期によっては結構刺されます。

子供が小さい時にはこのような虫よけのメッシュのパーカーを着せていました。

 

⑫日やけどめ

香港は紫外線が強いです!

汗にも強いウォータープルーフなのに石鹸で落ちるANESSAのパーフェクトUVマイルドミルクが子供にはおススメです。

 

⑬ホイッスル・ライト

いざという時に!

ホイッスルとライトは最低限の防災防犯グッツです。

 

⑮GPSウォッチ&ドローン

無くてもいい物ですが、これがあれば+αハイキングの満足度が上がります★