パステルを買う時に12色から30色、60色、150色なんていう高額のものまでありました。
どれくらいの色があれば、自由に描けますか?
杉本さんは何色入りをつかっていますか?
こんばんは。
東京 パステルアート 、おとなパステルの杉本みのりです^^
「画材屋さんへ行ってみました!」という方からメッセを頂きました。
色数は・・極端な事を言えば、一色でも描けますし
(白の世界基礎は一色です^^)
色の三原色(赤・青・黄色)があれば、多くの色を作り出せます。
黄色と青色を混ぜれば緑が、
赤と黄色でオレンジを、
青と赤で紫系を作ることができますよね。
。。。といってしまうと色気がありませんけれど^_^;
でも、描き人の持っている色数は
変化していくことが自然なことなので、
その自然な変化って?とうことを、
一般的な流れで書いてみますね。
あ。。あとね。
どんな絵を描きたいのか具体的なイメージを
教えて頂けると、
アドバイスしやすいかもしれません。
なんというか・・
お会いしたことのない方から
「デパートコスメに行ってみますが、私はどれを買ったらいいですか?」
って聞かれるみたいなものでございまふ ^_^;
身近すぎな話なのですが(←毎度の善いモデル:笑)
この秋に、息子のパレットが何代目かのリニューアルされていました。
彼のパレットが面白くてね。
なかなか平均的な遍歴を見せてくれるんですヨ。
それはどんな流れかというと・・
描き始めた頃には、彼は、
とにかく「色数が欲しくて」、36色パレットを3枚、改造の60色を1枚使っていました。
そのうちに、表現力が付いてきた頃には
色の「質」にこだわるようになりました。
たとえば、透明度の高い色パレットや
不透明に傾いた質感を集めたパレットと整理し始めたんですね。
そして一旦、思いっきり断捨離して、
本当に有効な色だけ30色集めて、
これは随分と長い間、パレット一枚だけで描いていました。
でね、今はまた、
もう少し色を増やして2枚(正確には1枚半)で描いています。
彼曰く、今はこのくらいがパフォーマンスが最善なんだそうです。
こんな風に、絵人生の中では、
持ち色(使っている色)は変化していくんですね^ ^
で、ご質問頂いた私の場合ですが、
わたしも最初はヌーベルの48色からスタートしました。
で、次第に自分仕様にして
長いことヌーベルをカスタマイズしたパレットを使っていて
長いことヌーベルをカスタマイズしたパレットを使っていて
(65色くらいいれてました)
後にファーバー60色を加えて両方のメーカーをメインにしていました。
そして自分が使っていて心地いいファーバーもカスタマイズのパレットにして、
だんだんとヌーベルの出番は減ってきました。
で、今はほとんどファーバーの60色用の入れ物を使っています。
はい、中身の60色は精鋭たちに入れ替わっています^ ^
でも、これはあくまでも「今は」なんです。
これからも変わるし、変化は生涯続くんですね。
もちろん、絵も(作風も)変わっていきます。^^
だから、「何色入りがいいか?」ではなく、
そこには何色「あなたが使う色」が入っているか?
という視点で選ぶといいと思います。
入れ替えていくこと前提でね。
パレットって(パステルの場合は箱の中身)って、
そうやって変わっていくものなんですヨ。
もしあなたが黒を使わない人なら、
使わない黒なんて入れておかないで、違う色を入れましょう!
それだけで、色を選ぶ楽しみは増えるし、
混ぜて自分だけの色を作る幅も拡がります。^^
そして描き慣れてきた頃には、
出番の無い色はどんどん!
よく使う「単品買い足し」した色と入れ替えるといいかもしれませんね^^
といってしまうと、元も子もないので^_^;
最初に買いそろえるなら・・・
金額的にバランスがいいのはヌーベルの48色。
クオリティーと描き心地を求める方はファーバーの60色が
パフォーマンスがいいかな~と思います☆
さてさて。。
私は、基本に立ち返ってみようと、先日12色入りを買ってみました。
来年に開講できるといいなぁと思っているオンライン講座用に、
使える色を探ってみます。
基本の色と、入れ替えるといいと思われる色を
オンラインで繫がって絵を描いていく仲間とシェアしますね~^^
私もまた、使っては工夫して、試してみては改善して・・と、
自分のパステル箱を「育てて」います。
これは描く人ならば、生涯続く楽しみのひとつです^^
女性って、一生同じお化粧じゃないでしょう?(*^^*)
リップもアイシャドウもチークも、そしてベースのファンデーションも、
重ねた年齢や流行や気分によって変わってくるように、
「わたし色」も好き嫌いと併行して
ライフステージや流れがあるんですね~(⌒⌒)
いつも有り難うございます^^
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