権力志向 | miguel664のブログ

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岸田総理の在任期間は3年。

歴代総理の中では短い方ではない。

ここ1年ほど支持率は低いままであるが、後世の評価がどのようになるかはわからない。

 

この人の功績は派閥を解散させたこと。

ただし人間は必ず群れるものなので、いずれは同じようなものができ、そのときに派閥と呼ぶかどうかだけの違いだろうと思う。

 

それよりも、安倍派を分裂に追い込んだのが最大の功績であろ

う。

 

そして、総裁任期満了でさっと身を引き、活発な総裁選にしたこと、これで自民党の危機を救った中興の功労者といわれるのかもしれない。

 

 

アメリカでは大統領任期は4年、2期務める場合が多い。

中国やロシアなどほぼ無期限に近く皇帝のようである。

 

それに比べると日本の総理の在任は短い。

日本人は権力欲が弱いのであろうか。

 

ただ日本特有現象なのかどうか、特に自民党の首相経験者が退任後も強い影響力を持ち続ける。

1000年以上前から院政があったからであろうか。

 

不思議なことに在任中失言や漢字の誤読などで甚だ評判の悪かった元総理が辞任後10年も20年も失言を繰返しながら隠然たる力を持ち続ける。

 

この辺の力学は外野にはうかがい知れない。

 

岸田氏は慎重な人なので失言はないが、退任後の権力を志向しているのかどうかは知らない。