昨夜、4日に放送された「踊る踊る踊る さんま御殿」を、見ました。
その中で、バツ有りの芸能人のコーナーで、ある女性芸能人(Aさん)が、別れた元夫に対して「いまだに納得がいかない」こととして話したのが、Aさんが番組で一緒になった女優さん(Bさん)を家に連れて来て、ご飯を一緒に食べたそうです。
そこで、Bさんが、Aさんの夫のお茶碗が空になったのに気付いて、おかわりをついでくれたそうです。
その時、その夫が、Bさんに対して「優しいなぁ」と言ったそうです。
それに対して、妻であるAさんは、この夫の言葉の中に「あんたは、いつもやってくれていない」と言う自分を非難する気持ちがあり、自分はいつもやっているのにと、そんな事を言った夫のことを責めていました。
それに対して、さんまさんを始め男性芸能人たちは、お客様であるBさんを褒めたのであって、妻であるAさんを非難したのではないと、反論していました。
そして、さらに、他の女性芸能人(Cさん)の方が、そこが男の無神経さだと非難していました。
それを見て思い出したことが、二つあります。
一つは、どこで読んだか覚えていないのですが、女性は、他の人たちがいる前で、夫や彼氏が自分以外の女性を褒めるのが、とても嫌なのだと言うことです。
もう一つは、以前、お付き合いをしていた女性と、その妹さんと3人で食事に行き、食事が終わって妹さんと別れた後、彼女に「妹さん、とてもきれいだね」と何気なく言ったら、ものすごい勢いで怒り出したことです。
もちろん、そんなの気にしない女性もいるでしょうし、男性でも、同じように妻や彼女が、自分以外の男性を褒めたら嫌だと言う人もいるでしょう。
ただ、ここで特徴的なのは、その褒めたことが、それぞれ男女の「男らしさ」「女らしさ」と思われていることだと、余計にカチンとくるのではないでしょうか。
つまり、女性にとって「優しい」とか「きれい」は、「女らしさ」の褒め言葉であって、そこを褒めたがために、よりカチンときたのではないかと言うことです。
逆に男がカチンときやすいのは、「男らさし」の象徴である「強さ」や、体力や経済力などの「能力」だと思います。
例えば、夫より収入の高い男性に対して、「そんなに給料もらっているんだ。すごいわね」なんて言ったら、このAさん同様、「どうせ俺は給料少ないよ」と、カチーンと来るかもしれません。
同じように、「課長に昇進したんだって!」とか「家、新築したんだって!すごーい」なんて言葉も、「高い給料」ほど直接的ではないけれど、間接的にその男性の能力を認めていることになり、夫の能力の低さを、非難しててるように、聞こえてしまうことになります。
もちろん、このような発言をした男性も女性も、そんな自分のパートナーを非難する気持ちが全く無く言ったとしても、相手は、そう受け取ってしまうことがあるのです。
このAさんも、夫が「あんたは、いつもやってくれていない」と言う気持ちがあって言ったと言い張り、男性芸能人たちは、そんな気持ちがあって言ったのではないと、真っ向から反対していました。
つまり、男女が感じることには、明らかな違いがあると言うことです。
それを認識せずに、そんな「男らしさ」「女らしさ」の部分を口にすると、パートナーのことを非難するつもりが全く無くても、パートナーが傷ついてしまう可能性があるのです。
それを、Cさんのように「そこが、男の無神経さ」と言って非難していますが、このように、「ホント、男って○○だよね」とか、逆に「女って、○○だよな」などと、非難し合うのではなく、お互いのプライドを認め合っていくことが、夫婦円満の秘訣ではないでしょうか。
ただし、これらが、全ての男女に必ず当てはまるとは言えません。
このような傾向があると言うことです。
これに当てはまらない方もいますので、パートナーの傾向を確かめてから、心掛けるようにしましょう。
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