我が町内には、東京ＹＭＣＡ・社会体育・保育専門学校とインターナショナルスクール、並びにウェルネスセンターがありまして、企業で働く背広姿のサラリーマンと共にラフな格好の学生たちも見られる街であります。
緊急事態宣言が解除され、通勤・通学の人たちが日に日に増え、少し活気が戻ってきたように感じます。
行き来する人が増えれば捨てられるゴミも多くなるのは致し方ないことなのでしょうか？
ペットボトルにアルミ缶、プラスチック包装容器に菓子袋などが道端に、街路樹へとポイ捨てされているのが目立ってきています。
まだまだコロナ禍ということで、町内の清掃は各自で出来る時間で、出来る清掃を行っております。
午前中に金バサミとビニール袋を持って町内に出ましたら、いつもの清掃仲間があちこちで枯れ葉やら草取りをしています。
「おはようございます！今朝はみなさん、お揃い？」
「ううん、たまたまなんだけど、ＹＭⅭＡの学生や先生方が掃除に出るって小耳に挟んだものだからね、任せっぱなしってのも悪いと思って来てみたら、み～んなどっかで小耳に挟んだみたいで、こんなに集まっちゃったのよ。あなたも小耳に挟んだの？」
「いえいえ、いつものひとり清掃で来たんです」
２丁目町会の小耳、恐るべし！
わたくしも小耳が欲しいよぉ～！
年に２回・春と秋にＹＭⅭＡに通う学生さんたちと教師の方々が金バサミとビニール袋持参で駅までの歩道のゴミ拾いをしてくれています。
いろいろな国の学生さんたちが参加し…外国語の会話が飛び交ってとても賑やかなひとときとなりました。
４５分ほどでしたでしょうか、我が２丁目町内の歩道や街路樹のゴミが拾われ、枯れ葉なども掃き集められて、さっぱりと致しました。
珍しい花が街路樹を下を彩っていてびっくりです。
「これ、なんていう花なの？抜いちゃうにはちょっと惜しい花じゃない？」
「ベルベロンって多年草の花なんですけど、この辺りでは初めて見ましたね。１０月いっぱい花を咲かせますし、花粉が付いたりニオイがきついとかもないから、このままにして愉しみましょう」
これなら、どなたが通っても気持ちが良いと思います。
学生さんたちの声が町内に響きます。
「Ｔｈａｎｋ ｙｏｕ！Ｈaｖe a nice ｄａｙ！ありがとう！良い一日を！」
「Ｙｏｕ ｈａｖｅ a nice ｄaｙ ｔoo！君たちもね！」
７５歳の清掃仲間のおじぃちゃま、東京２０２０オリンピック・パラリンピックでボランティアをするために覚えたと言う流暢な英語で返していました。
ここ東京・深川も国際的な街になったものでございます！
