昨日の夜から降りっぱなしの雨…「へへへ。この雨じゃぁ~散歩へ行きたくとも行けないなぁ~」

何んとな~く嬉しい。行こうと思えば行けなくはありませんが…こういう時こそ使いたい『不急不要』の四文字熟語!

わたくし…けっこう朝の散歩が負担になっていたのかも?

9日目でギブ・アップ?鏡に映った姿…ポチャポチャの体形も愛らしくて良いかと思います。

わたくしの老体にとっても、蕾が膨らんできたイキシアにとっても、今日の雨は恵の雨となりました。

鎌倉の友だちが、わたくしの誕生日に合わせて「信州名物・おやき」を贈って下さいました。

作り立てを急速に冷凍…工場からの発送で届いた逸品、「炉ばたのおやき」です。

今までの「おやき」にはないモチモチ感の皮が堪りません。

具材もギッシリと詰まっていて、食べ応え充分!

   

野沢菜の漬物を詰めた定番の「おやき」を朝ごはんに頂いちゃいます。

信州味噌が隠し味になっているのでしょう、しっとりしているのに香ばしさも味わえます。

鉄板で焼いてあるのと、ひと味違うのは油で揚げているのかも知れません。

カボチャに粒あんの「おやき」もあって、デザートにもなって重宝致します。

買い物も控えがちな、この時期、助かります…本当にありがとうございました。

    

雨は午後・遅くになっても一向に止む気配を見せず、それどころか風も強くなり横殴りの大雨となっています。

このままでは雨雲が居座り、夜半まで降り続けるかも…

風で流されて雲が切れないと今夜は月も星も見えないでしょう!

で…『星屑の町』のご紹介!

1994年から25年に亘って愛され続けた舞台劇「星屑の町」…歌謡ショーの会場は田舎の学校の体育館、地方回りの売れないムード歌謡コーラスグループ「山田修とハローナイツ」の悲哀を描いた物語です。

舞台を観た方もおられると思います。

紅一点・2代目となる歌姫・キテイ岩城を戸田恵子さんが務め、全国ツアーで回った人気の演目であります。

今回はヒロイン・愛に「のん」を迎え、映画化されました。

東映が製作・配給元の東映本社・丸の内東映映画館での上映に、公開日とともに観に行って参りました。

舞台となっているのは東北にある小さな町…と言うことで東北地方での先行公開となったと聞いています。

NHK・朝の連ドラ『あまちゃん』の主役を演じた「のん」さんの人気は今も衰えない東北…と聞けば納得です。

これから順次・全国公開となるはずだったのですが、コロナウィルス感染拡大防止のため、丸の内東映映画館は「緊急事態宣言」が解除されるまで休館となっております。

「山田修とハローナイツ」のメンバーは舞台と同じ役者さんが変わらず登場されてるとのことで、舞台をも見ているようなお得感もあります。

赤い衣装を着ているおじさん6人がハローナイツのメンバー、おじさんたちです。

リードボーカルは大平ジロー、コーラスにはラサール石井、有薗芳記、リーダーの山田修に小宮孝泰、でんでんに渡辺哲といった昭和の香りぷんぷんの役者さんたちが演じていまして、お得意のドタバタ喜劇あり、ほろりと涙する場面ありの作品に仕上がっているかと思います。

リーダー・修の弟役を演じている菅原大吉さん、さすがの円熟した演技で脇をしっかりと固めております。

青年団主催の「歌謡ショー」に呼ばれているのが長い付き合いである歌姫・キテイ岩城…アンパンマンの声で有名な戸田恵子さんが、これまた舞台と同じ役で出演。

自身の作詞・作曲の「強がり」を歌謡ショーで披露する場面があるのですが、歌もお上手なのに驚きました。

「恋の季節・ほんきかしら?・中の島ブルース・愛のくらし・新宿の女・宗右衛門町ブルース・居酒屋」などなど、昭和の名曲が次々と流れ、改めて良い歌があった時代・昭和を懐かしく思い出します。

柄本明さんが、愛の祖父として1、2秒?画面に映るのですが、「えっ!あれってもしかして?」の疑問を抱きつつエンディング・ロールで「あぁ!やっぱり柄本明だぁ~!」と判明するのも、また面白さに追加されるのではないでしょうか。

「のん」さんは歌手としてもデビューされていると聞きましたが…う~ん、昭和の歌を歌いこなすのには、もうちょっと先になるかなぁ~

    

音譜私が男になれたなら~私は女を捨てないわぁ~音譜」…映画館を出たあとも、藤圭子の「新宿の女」のメロディが頭から離れませんで、ずーっとリフレインで帰りました。

昭和の歌謡曲って、わたくしたちの年代にでも歌詞が脳みそにすり込まれているようでスラスラと歌えちゃうところが凄いんです。

わたくしの青春は捨てられるまでの恋愛にも発展せず、したがって…捨てた経験も、捨てられた経験もございません。

これは言い方を変えれば、とても幸せで平穏な若き日々であったと過去を振り返ることが出来ましょう!

今日も何が起きるわけでもないヒマないち日…せめて3時のお八つぐらいは手作りしますか。

賞味期限が切れたリンゴ…己の姿を見るようですが、少し萎びてしまったリンゴを焼きリンゴにして頂こうと思います。

先ずは砂糖と梅酒に干しブドウを入れてコトコト・コットン煮まして、たっぷりのバターで焼くだけの手間いらず。

ホントは生クリームかアイスが欲しいところですが、ヨーグルトを添えてみました。

焼きリンゴが濃厚すぎて、なんの役目も果たさなかったヨーグルト…虚しいなぁ~

映画もドラマも、そして焼きリンゴも脇役が良くないと収まりがつかぬようであります!