『 個性 』 | 吠えBLOG

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あーだこーだ考えるのも
あーだこーだ喋るのも好き。
ここでは
あーだこーだ書いています。
西條三恵






街を歩くと
みんな
同じような格好をしてる


身なりを構わない人は
申し訳ないが
論外

。。(〃_ _)σ∥︎




問題なのは


構ってはいるけど
みんなと一緒



このタイプの人が


あまりにも多いなぁ

つまらないなぁ

個性がないなぁ

と いつも感じるのです





そこで

『 個性 』

というものの
捉え方を
もう一度見つめてみたくなり
色々検索していたら

なかなか面白い見解を発見しましたよ





例えば
サッカーの本田選手を個性的だと
表現する人がいるが
別に彼は個性的なわけではないと。

『  個人を認知できる性質を表にだす  』

彼はそれをしているだけだと。



以下

かなーり長いですが

ある方の『 個性 』というものの捉え方
そのまま コピペさせていただきます



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日本人の思想の大きな間違い「個性的=協調を取らない人」。こんなことだからいつまで経っても「欧米のように個性を活かす社会を・・・」とかバカなこと言う奴らが後を絶たない。

私は18歳から10年ほどアメリカで暮らしました。アメリカには「個性を活かそう」なんて文化や思想は無い。個性という英語 Personality や Originality は非常にチープな表現です。私の働いているアメリカの会社にはこういう社訓があります「我々はチームワークを最重視する。なぜならチームワークはより良い結果をもたらす事を我々は長年の経験から知っている」。

私が暮らしているアメリカを例にとって言えばアメリカ人やヨーロッパ人に個性的な人間が多いわけじゃない。アメリカで、日本風に言う「個性的」という言葉は Unique ユニークという言葉に置き換えられる。つまりちょっと変な人という意味だ。だが別にアメリカ人に変な人は多くない。基本的に皆普通である。

では何が日本人と違うか?それは「他人を容認できるか否か」である。日本人は異質なものを受け入れる国民性を持っていない。アメリカ人やヨーロッパ人は受け入れる姿勢ができている。私の推測では様々な国や文化・宗教・人種・言葉が違う人々が長年入り乱れる社会で他を受け入れないということは、その環境で暮らしていけないということに繋がるからだと思う。

アメリカで暮らす人々(私も含め)は自分の意見はハッキリ言う。特に仕事であれば絶対に本心と違うことを納得したりはしない。でも上司や同僚はそれをしっかり聞き入れディスカッションする時間を取ってくれる。逆に私が指示した案件を同僚や部下が納得しなかったらひたすら議論する。少しでも「黙って俺の言うことを聞いておけ」なんて思想を持ったら米国社会ではやっていけない。だから皆、意見を飛び交わせる。するとおのずと個々の仕事に対する姿勢や思想・哲学が滲み出てくる。結果、周囲にいる人たちは「彼は○○な人間である」と個人のアイデンティティを認知しやすくなる。これが欧米式の個性だと思う。

日本は全然違う。「とりあえずやれ」「なぜ違う意見を言って場を乱す?」「空気を読め」「議論の時間など無駄だ」の社会。「事なかれ主義」の社会。縦社会。一介の社員が部長に意見することは基本的に出来ないし、しない。上司の言うことに従順に従う。結果、仕事はするにしても一体どんな奴なのか?何を思ってるのか?全く検討が付かない人間になる。これが没個性。

本田は個性的なんじゃないと思う。ただ単に本田の性格の片鱗が視聴者に伝わるから「本田って○○な人なんだな」って感じてるだけ。私の考えでは、個性ってのは「個人を認知できる性質」であって「他人と違う性質」や「協調を取らない性質」ではない。そりゃ人間なんだから何かしら全員違う。でも日本人は「個人を認知できる性質」を表に出さないから個性を感じ取りにくい。本田は「本田を認知できる性質」が我々に見える。だからとりあえずは個性的、と言われる。

【補足の補足】
日本人は心が狭いんじゃなくて争ったり議論したりすることを単に好まない。だから流れに逆らう意見は嫌われるし、嫌われるから発言しないようになる。

昔こんなことがありました。NYから東京へ帰る便で非常にやかましい日本人のオッサンがいました。JALだったので乗客の8割は日本人。誰も注意しません。スッチーの注意もほぼ無視です。見かねた私は逆上させないように「すいません。少し静かにしてもらってもいいですか」と低姿勢で注意しました。しかしオッサンは謝罪するどころか逆ギレし始め、さすがの私も我慢できずに彼を叱責しました。すると周りの乗客は「うるさい奴がまた一人増えた」と言わんばかりの表情で、正しいことをしているはずの私にも冷たい視線が注がれる羽目になったのです。

いやいやいやいやいや・・・・・なんで??そこは全員一丸となってそのオッサンを黙らせる必要があるでしょう!

「臭い物には蓋」「事なかれ主義」甚だしい国民なんですよ日本人は。たぶん上記の現象が起こるのは日本人だけだと思う。欧米系に限らず同じアジアンの韓国人や中国人でも「見て見ぬふり」は絶対しない。「あの人バカだねぇ。ああいう面倒な人には関わらない方がいいのに・・・」っていう退廃的な発想がこの国の民の声なのです。



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どうでしょう?


私は
どこか曖昧だった
個性
というものの概念が
少しクリアになった気がしました





で?


って言われたら
困るんですが

(笑)




つづく