もんちゃんはキャリアです。


「???」ですよね。

遺伝疾患の一つである「PRA/prcd(進行性網膜委縮症/進行性網膜桿状体-錐状体異形成タイプ)」のキャリアです。

これは眼の病気、失明します。



遺伝疾患のキャリアとは、

その病気の要因となる遺伝子をもっているけれど、

発症はしない(と言われている)状態を指します。

なので、もんちゃんはおそらく失明しません。



遺伝疾患の中には、命を落とすものもあります。

大切な家族が、たった2年、3年で亡くなってしまうのです。

考えられますか?



もんちゃんと同じイングリッシュ・コッカー「リューくん」のお母さん、adaさんのお言葉を借りれば

遺伝疾患は、

ある意味他の病気に比べれば、

防ぐことの出来る、無くすことのできる

ものなのです。



簡単なことです。

「アフェクティッド(発症する)の恐れのある交配を避ける」

これだけです。

でも、今の日本で、そんなことを考えているブリーダーはどれだけいるんでしょう。

悲しい現実です。


見た目が美しいことは、確かに重要な要素です。

でもそれだけじゃなくて、

本当に犬、ヒトにとって大切なことについて、

もっともっと私たちも考えるべきだと思うのです。



お犬猫様と私
生後約6カ月のもんちゃん。

その視線の先にはもちろんオヤツでしょ汗