門から、新しい精霊が解き放たれました。

天の門からは光の精霊、

地の門からは闇の精霊。

このものたちは、箱庭の外にある大きなエレメントの神を主人とした、

世界の意識の流れをもつ神の子供達であります。

この、新しい流れをうながすものたちが、

門から新しい精霊として人間の場に流れ込むことで、

在留してその後の処理をしていた、古い精霊は、

その役目を終えていきます。

今にまで残されていた古い精霊は、

人間の意識で神の支配がされている中で、

全体の流れを作るものとして、

あらゆる変化球を駆使し、他の人間の意識をかいくぐってきました。

昔から、精霊と共に生きてきたものたちは、

この古い精霊をこよなく愛しています。

大きな集合意識にのまれないように、

自分自身をそこから切り離し、精霊の望むままに自分を構築してきました。

古い精霊は、自分を守ってくれる人間を主人として、

あらゆる契約を結び繋がりを強固にし、

本来の精霊の役目をまっとうしてきました。

強い繋がりを持つことで、精霊は人間と共に、

次なる世界の下準備を行い、

そして、いざ再構築が行われた後も、

新しい精霊が人間界に来るまでの間、彼らは居残りました。

。。。

精霊を守るために、

人間はその精霊ととても強い繋がりを結んでしまいました。

亡くなった身近な人を通してそれはもたらされたり、

同じ場所に居続けることで共通の縛りを得たり、

それは強く強く重ねがけされ、

他の集合意識や他の儀式に負けないように、

お互いをお互いに縛り付け合いました。

いまここで、居残り組たちの、

古い精霊の、

解放と解散、溶解がうながされます。

人間を主人としているものたちは、全て、

その役目を終えることとなり、

新しい精霊に全ては引き継がれます。

人間はそれを、なかなか手放すことができないでしょう。

自分が主人であることとが、その人間の基盤にガッツリと、食い込んでいます。

共に生きることが、人生の基盤にがっちりと、はまっているからです。

手放したくないものたちは、今、

古いものを抱えたまま、守りに入っています。

新しいものを、逆に異物とみなし、

違う主人をもつ精霊の関与を、嫌います。

いつまでも、古参であることにしがみつき、

自分の景色が新しくなることを拒んでいます。

古い精霊は、すでに解体の準備がなされています。

それが世界の流れであり、方向であり、

動くこととしてあります。

私もすでに、全体の解除はしています。

これからただ、自分の知っている精霊と共にあろうとすることは、

彼らにとって、違うこととしてありつづけます。

人間がしがみつき、本来の精霊の動きを邪魔しているだけとなります。

共にあったものに、お別れをしましょう。

全てのつながりを解除し、かれらにねじ込んでいた古い意識を解除し、

彼らの無への帰還へ、送り出しましょう。

そうして手放したものから、次なる景色が見え始めます。

。。。

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