赤い血でもある、赤の龍は、
 
地の環境を動かすために、大きな力を持つことを許されており、
 
地の束縛と、物質的関与に、時間という要素も含まれ、
 
空間を動かす青の龍の大きな力と同じようでありながら、
 
全く違う質の、一線を課すものとしてあります。
 
 
青の龍の分与は、人間の外側の空間に在します。
 
人間の外側の空間の環境を動かすための分与です。
 
 
 
そして赤の龍の分与は、人間の内側の血肉に在します。
 
血肉に座することで、人間の内側の環境を動かすことができます。
 
 
 
 
 
 
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人間は、人間の外側の環境、家庭や社会によって社会性が育ちます。
 
その個人の外側を動かす物として、青の龍の環境の力が動きます。
 
 
そして、人間の内側の環境。
 
内側の環境は、肉体の環境によってそこにのる意識が育ちます。
 
赤の龍の力は、肉体という環境を動かすためにあります。
 
 
 
 
 
 
 
本来、赤の龍が人間の血肉に宿ることで、
 
そこにある意識が育てられ守られていました。
 
 
大地と肉体は繋がり連動しており、
 
成熟した大地に成熟した肉体に育まれる意識は、
 
とても誇り高く、つねに高尚な決断と進行の中にありました。
 
 
 
しかしある時から人間が優位に立ち、赤の龍は人間から断絶され、
 
大地の支配も肉体の支配も、全てを人間は手中に収めます。
 
 
全体の大きな流れを失った大地と肉体は、腐りや澱みを生み、
 
人間は大地と肉体の齟齬を無視して一方的に切り離し続けます。
 
 
大地と肉体に育てられていた意識は、
 
腐りや澱みにハマらないよう儀式により高い位置に引き上げられ、
 
肉体の器から引き出されます。
 
 
肉体から切り離された意識は育てられることはなく、
 
引き上げられることで高い意識に染まり、
 
瞬時に高尚さを簡単に得ることができます。
 
 
しかしそれは肉体から育てられるというプロセスが抜け落ちているために、
 
その高尚さには物質的なプロセス、確証がありません。
 
 
高位の意識が落ちたなら、その高尚さも簡単に落ちるものとしてあり、
 
身についていない、肉体に付随していない、
 
築いた礎がない、実績や実感もない、不確定不確かな、
 
常に変動の中にある安定されない意識として、
 
人間はそれを持つこととなりました。
 
 
 
 
肉体を無視し、肉体に育てられることなく、
 
意識はインスタントに成長され、
 
そして、簡単に支配下に置かれてしまい、
 
人間の意識は、赤の龍の断絶により、
 
本来の環境を失いました。
 
 
 
肉体に育てられた意識は、人間にとってとても大切な環境であります。
 
青の龍、社会や家庭などの周りの環境も大事でありますが、
 
それは人間の外側の環境としてあり、
 
人間の内側の環境として、肉体が本来のものであるということも、
 
とても大切なこととしてあります。
 
 
 
 
今まで、意識と肉体はかけ離されていました。
 
切り離しがすすんでいたことで、
 
いくら肉体が悲鳴をあげていても、意識はそれを拾うことなく生きることができ、
 
いくら意識が暗く病んでても、肉体はそれを拾うことなく生きることができ、
 
心と体がばらばらになることで救われたものと、
 
逆に救われる機会を失った物とが同在されていました。
 
 
 
今、意識が病めば病むほど、肉体はそれに付随し、同じように悪くなります。
 
逆に、肉体が病めば病むほど、意識はそこに引っ張られます。
 
 
 
意識と肉体は、常に同等としてイコールとしてあり、
 
以前のように切り離して誤魔化すことはもうできません。
 
いくら意識だけをインスタントに引き上げても、
 
肉体をそれで操ることはできません。
 
逆も然りです。
 
 
 
 
 
意識も肉体も、両方のケアが同じ分量動くことで、
 
以前より全てが弱くなったと思うこともあるでしょう。
 
でもこれが人間本来の、姿かたちであります。
 
今までの高波動の多動支配が、異常な状態であっただけなのです。
 
 
 
 
 
 
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赤の龍による、赤の受肉は、
 
今までされてこなかった、肉体による意識の成長を促す物としてあります。
 
肉体由来による意識の成長があるということを、
 
私たちはまず知らなければなりません。
 
たとえば、健全な肉体に健全な魂が宿る、というようなことであります。
 
 
 
物質世界の中で意識が守られ、成長していくことを、
 
私たちは今まで知らずに生きてきました。
 
いらないものは切り離して避けることしか知りませんでした。
 
そしてそれが高尚だと勘違いをしていました。
 
 
 
物質的要素から得ることのできる、意識の成長は、
 
いまこの社会において、何事にも揺るがない、
 
確固たる自分を築くことになるでしょう。
 
 
 
 
赤の龍は、かならず肉体に受肉します。
 
そして、空間に分与された青の龍と相まって、
 
その間にある人間を守り育てていくでしょう。
 
それが龍の環境の力であります。
 
 
 
 
赤と青の混濁の中で、
 
人間は揉まれ生きていくことで、
 
人間は本来の姿と強さを、得ることができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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赤と青の龍の分与、受肉など、
 
すべての龍の環境を動かします。
 
これはいつでも、どこからでも始められます。
 
 

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 日本の波動落ちから、能力の喪失、

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