こんにちは!
今日も読んでくださりありがとうございます❣️
日替わりでお届けします。
こんにちは!
助産師のさとみんです
今日は、助産師にとって不可欠な
「心のセンサー」についてお話しします。
助産師の仕事は専門性が求められる一方で、
自分の心を守る力も必要です。
そのために欠かせないのが
「心のセンサー」です。
心のセンサーとは?
私たちは本来、心のセンサーに
正直に生きていました。
赤ちゃんの頃、嫌なことがあれば泣き、
嬉しいことがあれば笑っていたはずです。
しかし、成長するにつれ
「傷つきたくない」と心を閉ざし、
そのセンサーの感度を
鈍らせてしまうことがあります。
私が出産現場で仕事をしていた頃、
無痛分娩を希望する妊婦さんの多くが
「これ以上傷つきたくない」
「感じたくない」
というように、
感覚が閉鎖傾向
であることに気づきました。
助産師の燃え尽き症候群
新米助産師だった頃、私には育ててくれた
スーパー助産師がいました。
どんなに忙しい現場でも淡々とこなすその姿は、
まさに“プロフェッショナル”。
しかし、その先輩は厳しい指導で有名でした。
今思えばパワハラに近いものだったかもしれません。
それでも、妊産婦に対する
想いやプロ意識は本物でした。
そんな彼女がある日、私に言った言葉。
「優秀な助産師なんか、いらんねん」
驚きました。なぜなら、その先輩が
とんでもなく「優秀な助産師」だったからです。
先輩の離職
彼女は猛烈に働く助産師でしたが、
次第に申し送りに遅刻するようになり、
ついには出勤できなくなりました。
そして病欠のまま、ついに退職へ。
頑張りすぎた結果、
心と体が限界を迎える…
ショックでした。
助産師になるために生まれてきたような人が、
助産師を続けられなくなるなんて。
助産師としてだけでなく、
女性としての生き方を見直す機会が
必要だとその時、強く感じました。
助産師が持つべき3つの感覚
助産師に必要な「心のセンサー」は、
次の3つの感覚で育てることができます。
✅ 自己受容:「完璧じゃなくても大丈夫」と思えること
✅ 自己肯定:「私だからできることがある」と信じること
✅ 自己重要感:「自分の存在が誰かの役に立っている」と実感すること
知識や技術の習得はもちろん重要ですが、
これらの感覚がなければ長く安定して
助産師としてのキャリアを築くことは
難しくなります。
心のセンサーを育てる3つのステップ
私は、今でこそ赤いジャケットを着て
SNSで発信していますが、もともと自己肯定感が
高かったわけではありません。
大学受験に失敗し、思いがけず
助産師の道へ進んだ私は、
「自分には無理、できない」
という思いをずっと抱えていました。
助産師になった後も、自信のなさから
「もう嫌だ、向いていない」と
母に泣きながら電話したこともあります。
心のセンサーが鈍ると、自分の価値を見失い、
他人の評価に振り回されがちになります。
でもそれって、「出産が怖い」
と感覚を閉鎖しようとするママと
同じですよね。
しかし、この3つのステップを意識することで、
自分軸を持ち、助産師としての道を
確かなものにしていくことができるのです。
振り返れば私も、勤務先で
「自分はここにいていい」
と思えたことが、助産師としての
第一歩だったように思います。
無痛分娩ケア勉強会での実践
麻酔によって感覚が麻痺する分娩を
サポートする助産師だからこそ、
五感を研ぎ澄まし、心のセンサーを
磨くことが不可欠です。
そのため、無痛分娩ケア勉強会では、
助産師自身の感覚を活性化し、
直感的なケアができるようになる
実践的なプログラムを組み込んでいます。
「優秀な助産師なんか、いらんねん」の本当の意味
この言葉の本質とは何か。
それは、知識や技術だけでなく、
自分の感性を磨きながら
働くことが大切である
ということではないかと、
今は感じています。
私は現在、産婦人科医のももちゃんと一緒に
「無敵の助産師覚醒講座」を通じて、
助産師が“心のセンサー”を磨き、
自信を持って自分の人生を歩めるように
サポートしています。
ある受講生は最初、
講座中にうたた寝をするほど
疲れ切っていましたが、
回を経るごとにどんどん
元気になっていきました。
自分や他人を責める気持ちや、
心理的な摩擦が減っていくことで、
疲弊せずに過ごせるようになるのですね。
どんなに知識が豊富でも、
心のセンサーを正しく
働かせることができなければ、
いずれ心が折れてしまいます。
しかし、自分を大切にしながら働けば、
無理なく、長く助産師としてのキャリアを
続けることもできます。
もしくは、勇気を持って
今直面している課題を乗り越え、
次なるステージに進むこともできるのです。
その姿こそが、ママになる女性を照らすと
私たちは信じています。
あなたの未来を変える一歩
助産師こそ、自分自身を大切に。
あなたも、自己犠牲を手放して
心のセンサーを磨きながら、
輝ける助産師人生を一緒に歩んでみませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございます♪
✨無痛分娩ってどんなもの?
✨快適なお産のためにできることは?
✨助産師が伝えたい、本当に大切なこと
助産師7人+産婦人科医1人が交代で更新!
あなたの出産が「最高の経験」になるよう、
ぜひ一緒に学んでいきましょう💖
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