今日は長い上に、ちょっとマニアックな話も織り交ぜて・・。花金(死語)にお時間のある方、良かったら読んでください。
長男の学校まであと5日。 ぜいぜい、はぁはぁ(汗)
・・・・・・ラストスパートと言いたいところだけど・・
実はかなりダレてます。82日間の夏休み・・・・力尽きたのか?
あと10日!と言う頃から、毎日寝坊なワタクシ。あー困った!
一度夫と次男に起こされたこともある。・・・この熟睡っぷりどーよ(爆)
さて。
昨日は長男の学校でクラス分け発表がありました。
クラス分け発表と言うとすごく大げさだけど、大げさな感じで発表があるのです(笑)
学校でクラス一覧が貼り出されるのです。
長男は今年、2年生になります。そしてESL(イングリッシュ・アズセカンドラングェージ、いわゆる2ヶ国語を話す子の英語強化クラス)に入ってますが、今年は何と2年生だけのESLクラスと、ほかに一部の2年生の子が1・2年生合同のクラスに入る・・・と言う事を聞かされていて・・・
え?算数とかその他諸々の2年生としての授業はどうなるの?という基本的な疑問も沸く中・・・
説明がなかったので、合同クラスがどういう効果をもたらすのか、イマイチ分からないのだけど、日本の過疎地区にあるような縦割り学級みたいなものなのかな・・・。ちなみに高学年になるとやはり4/5年が合同だったり・・。でもそちらは人数がそれほど多くないため、というのが大きな理由ですが。
結果。
2年生だけのクラスへ入りました。しかもしかも。
全校でたった2人の男の先生のうちの1人。(もう1人は体育の先生)
この地域だけの特徴なのかもしれないけど、わりと校長から担任の先生から女性が圧倒的多数なのです。引越し前に通ってた学校には男の先生は・・・1人もいなかった(笑)。その中で今の学校は男の先生が珍しく2人もいるなーと思ってたら、そのうちの1人が長男の担任に・・・。
男の先生って、どうなんだろう。
私の記憶の中では、男の先生って竹刀持って「なめんなよ!」って感じが多かったんだけど・・・
あ、でもそれは日本で、まだまだ丸刈り、校内暴力が横行してた頃の話だけどね。
この先生は、割と優しい感じの先生なので、竹刀は持ってないと思うけど・・・長男も初めての男の先生とあってちょっとドキドキらしいです。
もちろん後で先生に「どうして、うちは2年生だけのクラスなのか?」とか「1・2年生合同のクラスとの差は?」みたいに先生を困らせるようなポイントを突く鋭い質問を浴びせるつもりですが、さすがに「なぜ、あなたが担任なのですか?」とは厚顔無恥な私も聞けない・・・・。
さぁ、
ダラけた母は果たして早起きができるのか?長男2年生シーズン開幕間近~
・・・・・・
・・・・・・
と。そういえば、この人のもシーズン開幕。
夫が好きなNFL(アメリカンフットボールのプロリーグ)シーズン。
夫は'93年1月にウィスコンシン州の片田舎の私立大に渡米してきて、元相撲部・柔道部のガタイを生かしてアメフトチームに入部・・・。そしてウィスコンシン州の人と同じように、ウィスコンシンのこのプロフットボールチームの大ファンに・・・
(写真はウィキペディアより)
グリーンベイパッカーズ。
プロチームだけれど、組織はコミュニティーオウンと言って、企業ではなく個々の出資によって造られている非営利団体。ホームスタジアムの年間シートは、代々家族で引き継がれるので滅多に新参者は見れません。
近隣の州にある他のチームと戦う時は、まずこの対パッカーズの試合から完売するため、なんと他の人気のない試合と抱き合わせで売られてるくらい。
ウィスコンシン州の応援ぷりと言ったらすごいの。例えば、試合時間に重なるような教会のサービス(礼拝)は時間がずれる、牧師さんは最後に「パッカーズの試合に福をもたらしますように」とか言っちゃうし、試合時間は人通りが消えるといわれているし・・・
そんなチームを夫もこよなく愛してきました。
しかし、北京オリンピックに一部の人が沸く頃・・・
アメリカの男たちはパッカーズの問題に大注目だった。
その人気が高く、強さを誇るパッカーズのクオーターバック(いわゆるボールを投げて指令する人、試合のコントローラー的存在)・ブレット・ファーブの去就問題。
16年間、パッカーズの司令塔として、またNFL界のスーパースターとして君臨した彼も今年38歳。一度は引退を宣言した彼・・・。実はチームのマネージャーから促されて引退宣言したのだけど、まだまだ現役でも力強いこの方は復帰を宣言・・・・。でもパッカーズ側は邪魔者扱いで、復帰してほしくなかった。最後には
「復帰しなかったら今後10年間、25ミリオン(25億くらい)ダラーを支払う」という提案まで・・・。
フットボールをやらなかったら25億って・・・。やってても25億ももらえない人がたくさんいるのに(苦笑)
ファーブはどうしてもフットボールをやりたかったから、他チームへのトレードを御願いしたのだけど、ファーブの入ったチームは強くなるに決まってる。
他のチームを勝たせたくない、ファーブvsパッカーズの試合をやりたくない・・・などを理由に拒絶。
段々と世論の風当たりが強くなりだした頃、ようやくニューヨークジェッツという・・・優勝戦線には絡みそうにないチームへ移籍させた。
ファーブはミシシッピー州というアメリカ南部の田舎出身、ニューヨークのようなシティに馴染めるのかってみんなが言っている。でも彼はフットーボールをやりたいから「頑張る!」って言ってる。
ブレットファーブwithパッカーズといえば、夫の青春そのもの・・・。ここの州ではあまり中継がないのだけど、中継があった分は過去10年以上毎試合ビデオで撮ってあるほどのハマりようで・・・
寝耳に水なジェッツ移籍が決まった頃の夫といったら
動揺デカ!
「お、おれはジェッツなんか応援できない~(オロオロ)、ジェッツのユニフォームを着るファーブなんか見てられない(ワナワナ)」
だった。
けれど、ちょっと時間が経ったころ・・・なんと
「お、おれ、ジェッツのジャージ(こっちではスポーツチームのユニフォームのことをジャージと言う)買ったから
」
え? 応援できない、信じられないと騒いでいたのはどこのどちらさん?
夫曰く、「優勝にまで導いたファーブをコケにしやがったチームを許さん!」とのことで・・・桃太郎侍のような形相でした。
という訳で、全米的に飛ぶように売れている
ファーブwithジェッツのジャージ・・・
今まで、息子のパッカーバッカーぶり(パッカーズファンの事をそうやって呼ぶ)に、一緒に応援してくれていた夫の実家さま・・・・
現在夫は、アンチパッカーズに走っております(汗)。負ければ喜ぶっていうあれです。身の変わりようがすごいです(爆)
これからはジェッツファンになるそうで・・・。
そんな夫の2009年、フットボールシーズンはいかに・・・。
新しい門出を迎えるうちの男たちの物語を、シーズン終了の頃にはハッピーエンドで書きたいもんです。

