ケンタッキー州に出張(店長) と 旅行(妻と子供二人)できていた私たち。


前回の記事では滞在先のことを書きました、こちらです


夫は金・土・日と仕事だと言ってたので、滞在先のリッチモンドを拠点に私と子供二人で巡ろうかと思っていた矢先・・・・


土曜日の朝、店長から「午前中に仕事が終わった。今夜のホテル予約をキャンセルしてリッチモンドから移動しよう」とのケータイ電話が!!


果たして、その後1時間で、もう1晩滞在の予定で散らかりっぱなしだった洋服やら雑品をがーっとしまいこみ一路西へ。


途中、競馬で有名なLEXINGTONという街を通り抜ける。


数年前に、日本人男性馬主が、芸者さんを引き連れて競馬に参戦。見事優勝・・と言う事もありました。



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街中にあるサラブレッド公園。本当に馬が生きてるみたいな銅像。次男がすごく気に入ってた。


そうそう・・・・サラブレッドって英語で


THOROUGHBREDって書くのご存知でした?アタクシ、シリマセンデシタわ(爆汗)


それから、2時間ほど高速の山道を駆け抜ける。そして、高速を降り、ひたすら田舎道を進んで着いたのは



HODGENVILLE、KY(ホッジェンビル)


この地名でピンと来た方・・・アメリカ史にお詳しい。


なんとここは・・・アメリカ第16代大統領、エイブラハムリンカーンの生地なのです。


リンカーンはこの方
abelincoln (ウィキペディアより)

*エイブラハム・リンカーン、南北戦争のきっかけとなった奴隷制度を禁止。大統領になって4年後、南北戦争が終わる直前に暗殺される。アメリカでは、もっとも尊敬される大統領の1人です



生地はこちら


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この神殿の中に、生まれたときの家が奉納?格納?されている。中にあるのはこちら


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ここは、国の史跡になってるので、国立公園レンジャー(監視員)がいます。無料。


他にこのHODGENVILLEには、リンカーンの博物館や、幼少期を過ごした家↓


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こちらも国の史跡。こちらは・・・野ざらしだけど。


普段は人口3000人以下の小さな街が、この3つのリンカーン記念物で人がわんさかいるのです。


実は、この生家と幼少時代の家・・・・エイブラハム・リンカーンの生い立ちを読むと必ず出て来ます。でもこれらはオリジナルではなく、再現されたもの。


昔の家は、家が壊れてしまうと、その廃材を使って近所の家が造られ、またそれが壊れると別の家に使われ・・・とリサイクルみたいに木が使われていったのだそうです。


リンカーンの家も元のオリジナルの家が壊されて、この家に使われた木を使って他の家が建てられ、それを使ってまた作ったとされる家なんです。


リンカーンがここにいたのは、幼少期の6歳まででそのあとは隣のインディアナ州に移ります。たった6年しかいなかった場所なのに、それでもたくさんのアメリカ人が見に来ていました。





ところで今回ケンタッキーに行く事を知ったうちの長男、


「リンカーンの家が見れる!」と1人喜び・・・(←大統領オタクな長男、実はリンカーンが一番好き)


あまりに掛け離れた場所へ滞在すると言うのに、同じ州内なら行けると思い込んでたし(汗)


全く地理感が掴めてなかったことを後で知ります・・・爆


でも、滅多にないチャンスだからと、夫も朝から忙しい仕事を終えて、ひたすら走ってくれました。


長男・・・・本と同じ家を自分の目で見れてすごく喜んでました。


その日は、とっても輝いてて、夫も私も連れてきて良かったなと思いましたぞ。




長男が選んだTシャツ。


明日のサマースクールへ着て行きたいと言っている・・・



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ちょっと、GEEKギーク・おたくという意味かな)すぎやしないかい?




KY紀行、最終日編が残ってます。もうちょっと辛抱してお付き合いくだされ。日本の両実家も楽しみにしてると思います。