8月のおすすめワイン ~シャトー・ラズ・カマン~ | みどりや酒店のブログ

8月のおすすめワイン ~シャトー・ラズ・カマン~

 こんにちは、みどりや酒店の小林です。プロフとは別の人です。

今月はシャトー・ラズ・カマンをご紹介したいと思います。私も2018年に行く事が出来たドメーヌの為、思い入れも強いです。

ボルドーの造り手で、しっかりとしたボディの赤ワインも造っていますが、その一方で、爽やかなロゼや白ワインも造っています。「夏だからと言って爽やかなワインだけじゃ・・・」というわがままにもバッチリに応えてくれるドメーヌです!

 

 

 8月の『13日の会』も彼のワインで乾杯します。

facebookページにて皆様のコメントや写真の投稿をお待ちしておりますので、よろしくお願いします!

 ⇒【facebook:13日の会『日本中で、いや世界中で〇〇〇のワインが飲まれる日』】

 

 

 シャトー・ラズ・カマンはボルドー右岸、コート・ド・ブライ地区にあります。この辺りはあまり高級なワインが産出していない土地で、赤ワインを造ってもいまいちパワフルさに欠けるような事が多いエリアです。しかし、このドメーヌは1680年より続くブドウ造り、1868年時点で既に評判となっていたワイン造りの、それぞれのノウハウと伝統を活かし、非常に丁寧な仕事でしっかりパワフルな赤ワインを造っています。こうして出来た赤ワインは、ボルドーらしいフルボディは勿論、複雑な風味とミネラルの爽やかさも加わり、なんとも玄妙な味わいを醸し出しています。そして白ワインやロゼワインは、元々このエリアの得意分野。シャトー・ラズ・カマンの仕事が加われば、爽快さと旨味に更に磨きの掛かったワインが誕生します!

 

 

 

 

 

 

左から

①シャトー・カマン・ロゼ 2017

 マルベックとメルローが半分ずつブレンドされています。特にマルベックは、このキュヴェの為だけに直接圧搾方式でジュースを抽出しています。辛口でフルーティー、酸味があって軽やかなロゼワインです。フレッシュなチェリーや、クランベリーのニュアンスが感じられます。

 

 

②シャトー・ラズ・カマン・ルージュ 2013

 メルロー主体のしっかりボルドー!このドメーヌのメインアイテムです。一口にメルローと言っても収穫した区画によってタンクを分けて醗酵させており、ブドウの良さを最大限引き出すよう丁寧な仕事をされています。熟した黒い果実の香りがとても芳醇!熟度が高いため樽とは違う甘い香りがあり、細かいタンニンを感じます。構成がしっかりあって「ボルドーワイン」らしい風格が備わりつつ、優しいタッチの味わいです。

 

 

③シャトー・メリニャン 2014

④シャトー・メリニャン 2003

 このドメーヌの所有する最も樹齢の高い品種「マルベック」をふんだんに使用したスペシャルキュヴェです。マルベックが特別良く出来た年にしか造りません。赤い果実味と甘やかなスパイスが混ざった芳しい香り。きれいなタンニンと厚みのある味わいが力強く感じられます。ハーモニー豊かで余韻も長く、複雑な風味が楽しめるワインです。

 2003年はさすがに年代物というだけあり、良い熟成感を味わえる状態です。開けたては熟成した香りが先行し、果実の香りが少なく感じられます。ですので大振りなグラスで、ゆっくりと、付き合いながら飲んであげて下さい。きっと素敵な体験ができるでしょう。

 

 

栽培に、醸造に、非常に誠実な仕事をしているドメーヌです。8月に限り店頭販売で10%off! この機会に、是非お試し下さい。

 

 

また、現在Amazonへの出品を準備中です。

準備が整い次第、リンクを作成致しますので、こちらも是非ご利用下さい。

但し、シャトー・カマン・ロゼ2017につきましては、在庫不足の為、店頭のみの販売とさせて頂きます。

 

 

それでは、8月もよろしくお願いします!