7月8日(月)天気晴

 

アリノトウグサ

 

月曜日は水やりに朝一番で行ってきました

帰りにもうそろそろ咲く頃とこの花を見に寄りました

ここで初めてこの花を見たのはもう12年も前のこと

それから毎年7月に確認してました

一時期減ってしまい心配しましたが去年辺りからふえてきたのでほっとしています

今年も群れがいくつかふえてました

狭山丘陵ではここでしか見たことがありません


アリノトウグサ科アリノトウグサ属の多年草

 

茎は地を這って広がり、よく分枝して斜上します

5mmほどの円い葉は対生してます

 

茎についている1mmほどのぶつぶつが花

小さな花が草を上っている蟻のように見えることからアリノトウグサ 

 

 

小さな粒粒に中に、花弁を反らし雄しべが出ている花が見えます

雄性期の花です

4個の花弁と8個の雄しべがあります

 

 

花は雄性先熟で黄色い花粉を出しその後花弁と雄しべを落とし

雌しべを伸ばして雌性期に入ります

雌性期には柱頭の先がピンク色の羽毛状になります

 

雌性期の花

ピンクの羽毛状の柱頭が見えてます

 

ピンクの柱頭を出し始めた花

 

ほかではもっと日当たりの良い場所で見ますが

ここは日当たりが悪く暗い場所です

ほかに咲いている花がないか見回すと

 

ヒメヤブラン

 

 

ニガナ

ヒメヤブランやニガナが咲いているので日照条件としては問題なさそうです

 

今年も小さな可愛い花を見ることができました