10日から隅田川神社(堤通2)、隅田稲荷神社(墨田4)のお祭りが始まり、両神社の大祭式に参列しました。各町の御神酒所をまわり、また、子供たちが御神輿を担いだり、ご褒美のお菓子をもらって喜んでいる姿を見て、こちらもとても楽しい気分になりました。

 

 隅田川神社は、古くは「水神さま(すいじん)」とも呼ばれ、隅田川の鎮守で水上安全の守護神として広く信仰されており、お祭りが梅雨入り時期と重なることから、今年もお天気が心配されましたが、雨が降らずホッとしました。

 

 

 隅田稲荷神社は、夜間に灯りをつけて渡御する万燈神輿で有名です。天文年間(1532年~1555年)に神社のある土地を開拓した堀越公方の家臣、江川善左衛門雅門が伊勢参詣の折、数々の厄災を8人の僧によって救われ、帰郷後、伏見稲荷大神を勧進し氏神として奉ったことにまつわる縁起を万燈にしています。残念ながら、今年は万燈神輿の渡御はありません。

 

 明日は両神社の本社神輿(中神輿)の渡御が行われます。激しい雨になりませんように。