昨日のブログの続きです。これで最後になります。
昨日は地上波中継の重要性を書いた。今のジャイアンツ戦はBS放送中心になっている。BS放送があれば、地上波中継を毎試合していた頃と変わらない環境で見ることができる。地上波の中継が減り始めたのが2005年頃。BS放送での中継が中心になったのは2009年のことだ。つまり、今のような中継体制になってから10年が経つ。
「BS放送 視聴率」って検索すると、
日本の77%の家庭で見ることができるメディアであることが書かれている。2000年に民放BS放送が開局してからどんどん普及率が増えている。
って、書いてあるんだけどその7割の家庭の中でBS放送をしっかりと見ている家庭はどのぐらいあるんだろうか。そんなに多くない気がする。
後、気になるのはのサイトのランキング。このサイトはBS放送の視聴率を世代別に紹介している。
20代・30代に限ってみると、野球中継がBS放送の視聴率のトップに立っている。20代は5位までのランキングを全て独占している。しかも全部ジャイアンツ戦の中継だ。
それが50代・60代に限ってみると、野球中継はランク外になっている。
このランキング見てみると、若い世代は野球はBS放送で見ているけど、地上波で野球を見るのが当たり前だった世代はそれに対応できてないんじゃないかと思ってしまう。BS放送で野球中継をほぼ毎日やっていることを若い人はちゃんと知っているのかもしれない。
後、野球はジジババしか見ないなんて良く言われるけど若い人も意外と多く見ている。そのことを知ってほしい。
BS放送の野球中継でほぼ毎日やっているのはジャイアンツ戦だけ(130試合ぐらい見られる)。他球団の試合は1シーズンにつき30~40試合ぐらいしか中継しない。そういう意味では、他球団よりも視聴環境は恵まれている。それは昔も今も変わらない。
後、10年ぐらいすればジャイアンツ戦がBSで中継されていることがもっと世間に浸透しているのかもしれない。というか、10年ぐらいすれば子どもの頃からYouTubeやサブスクの配信が当たり前の世代だから、DAZNやCS放送の中継ももう少し発展するかもしれない。