……前回からの続きです
うとする、それは一見正しいようだが違っているんだ。」
またまた、はぁ?です。
何か私の頭から、でっかい?マークがいくつも飛び出してきました
と、白いおじいさんが右手に持っていた杖でコーンと私の頭を叩き
「話をもっと真剣に聞きなさい」
よくわからないけどとっても痛い。真剣に怒られてしまった。夢か
「いいか、波をね、波というかリズムを作ってやらんといかんのだ
身体はね、波なんだよ。下に落ちる時もあれば、上がる時もある。
れば、明るい時もある・・・」
三、月のリズムと三日月の時
ここで、少しうつむきかげんで話されていた白いおじいさんは、は
「月のリズムで説明しようかの。
三日月があるだろう、三日月には出会いと別れという意味がある。
これは、毎日の生活にも当てはまることじゃ。
朝、昨日の友に出会い、夕方に別れ、夜は一人になって自分の心を
そういう気持でお月様を見ることが大事だ。」
夢の中に入ると何故かインスピレーションが湧いてくる私は、すぐ
「それは昆虫とか蛇の脱皮と同じような意味でしょうか?」
「脱皮の途中で、皮を脱ぎ始めて顔をだしたというところかね。」
と、白いおじいさんは相槌を打ってくれました。
「とにかく月というものは、おまえたちに変化の波を思い起こさせ
脱皮にしろ、波にしろ、おまえ達の身体の中にあるサイクルが変化
芯の力が出ないし、人間関係もつまらないものになってくるよ。」
先ほど叩かれた頭をさすりながら、私はなるほど奥が深いなぁと頷
四、月のリズムと上弦の時
「続いてな、上弦の月の時は・・・」
とチラッと私の頭を見ながら、白いおじいさんは続けられます。
「これは争いの時だ。
自分の力を出そうとしすぎてな、他人とぶつかる時なのだよ。
人間の思春期とか反抗期のように例えるとわかるかな。
本当の知恵と魂の力をつけておらんのに、自分を主張する。まぁ、勢いだけじゃの。」
「身体のリズムはどうですか。」
と私は尋ねます。
「力は出るよ」
「続いてな、上弦の月の時は・・・」
とチラッと私の頭を見ながら、白いおじいさんは続けられます。
「これは争いの時だ。
自分の力を出そうとしすぎてな、他人とぶつかる時なのだよ。
人間の思春期とか反抗期のように例えるとわかるかな。
本当の知恵と魂の力をつけておらんのに、自分を主張する。まぁ、
「身体のリズムはどうですか。」
と私は尋ねます。
「力は出るよ」
「満月の時でなくこの時なのですか。」と問い返す私。
こんな話の最中ですが、おじいさんの髭がやけに白すぎるのが気に
この夢の世界では、やっぱりどことなく現実離れした形や色や、雲
私の行動を制するためか、大事なことだからか、おじいさんは少し大きな声で言い返されます。
「そうだ!
「そうだ!
しかしね、心と身体の力のバランスが崩れやすいから、気をつけねばならんよ!」
次回、 満月よりもその三日前が大事…に続く


