MidnightGarden-picaso
ちょっと思い出したので続きです。前回はちょっと愚痴っぽかったしね。


ピカソの絵を抽象画だという人がいる。

明らかな間違いだね。ピカソは具象画。

これは、言葉が変化したとかではなく、もともとの意味を知らないだけなんだろうね。単に無知だけな話だろう。


抽象画というのは、例えば、怒りとか悲しみとか、または単なる画面構成でもいいが、抽象的なイメージの絵の事だ。何が描いてあるか解らないのは抽象画のことが多いだろうね。乱暴だけど。

対して具象画というのは、例えば、女性とか静物とか風景でもいいけど、具象的なものを描いている絵のことだ。

だから、当然、ピカソは具象画だ。画像の絵も写実的ではないが、何が描いてあるかははっきり解るはずだ。


こう明確に文章に書くと大抵の人は解るはずだし、もし今まで間違って使ってた人が読んだら、ちょっと恥ずかしいと思うかもしれない。

でも、話していて、こういう間違いを指摘すると大抵は嫌われるので、あまり言わないんだが、ちょっと言っても、多くはカチンとくるのか知らないが、簡単には理解しようとしない。

いや、具象だけども、抽象的だよねえ。なんていう。

抽象的?ますます墓穴を掘っているようにも思うネ。かわいそうだからあんまり突っ込まないんだけどね。


写実的ではないことを抽象的と言っているんだろうけど、違うんじゃないかなあ?意味が。

抽象的というよりは、近い言葉でも構成的とでも言うのが正しいだろうしねえ。まあもともとの言葉の意味が間違って理解しているんだから仕方ないことだが、知らないならあまり言わないほうがいいとも思ったりね。


結局無知とは恐ろしいという話だねえ。

前回のリアルの話もちょっと無知も混じっているからややこしいということを書かんとしているという意図が伝わればいいんだけど、、、