浅漬けというと、最近だと浅漬けの素(商品名)を使って作るものだと思っている人も多かったりするんだろうけども、そうじゃないわね。
まあ、浅漬けの素も味は美味しいのでネ、別段使うなというつもりもないんだけど。
本来は、野菜を切って、塩を振って重しを乗せて、一晩置いたら出来上がり、というとても簡単なもの。
急ぎでない限り浅漬けの素など使う必要はないわね。
で、近くに川原なんてあるひとは、適当な重しになる石を拾ってきて使えばいいのだけども、都市圏だとなかなか難しい。で、登場するのが漬物器。要するに内蓋にスプリングがついてる容器で、重し代わりになるわけ。
あると結構便利で、僕は10年来愛用している。
基本塩だけで漬ける浅漬けはサラダ感覚で結構たくさん食べれますんで、お勧めです。
普通の漬物と、浅漬けの違いというと、おそらく丸のまま漬けるか、切って漬けるかの違いだと思う。違うかもしれんけど。
浅漬けは切って漬けるから、短時間で漬かるんだろうと。いや、小さいナスなんて丸のままでも浅漬けになるね。違うのか?
簡単なレシピ。
1、好きな野菜を切る。大根、きゅうり、なす、かぶ、とかが失敗のないところ。
2、容器に入れ、塩を振る。もみ込んでもいいが、別に振るだけで大丈夫。漬かるにつれ塩が降りていくんで、問題ない。
3、重しを乗せるか、漬物器の蓋をして、冷蔵庫にいれる。
4、だいたい6時間程度で水が上がってきて、全体が浸かる感じなったらもう食べられる。
一緒に刻んだ生姜とか、大葉、みょうがとか、香りのあるものをいれると、また一味違って美味しくなる。別に入れなくても十分に美味しいけどね。
塩加減は、何度か作ってちょっとしょっぱいとかちょっとすくなかったとか、試行錯誤をするとなんとなく加減がわかるようになる。
浅漬けって、買ってもたいして美味しくない上に、割と高いんでね、作ることをお勧めします。