3月に読んだ本 | ゆきんこのブログ

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我が家の犬猫、保護犬、そしてゆきんこのブログです。

3月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1871ページ
ナイス数:6ナイス

DaiGoメンタリズム ~誰とでも心を通わせることができる7つの法則~
すごく期待して読んだけど、ビジネス対象が主立っていたので、実際に役立つ感じがしなかった。相手の言うことを繰り返したり、また動作も何気なく真似ると「合う」と思われるらしい。でも私がそうされて思うかな。 もっと詳しい方法を知りたい。
読了日:03月31日 著者:DAIGO
笑う招き猫笑う招き猫
第十六回小説すばる新人賞受賞作品。アカコとヒトミが漫才コンビを組んで、テレビで演じることに疑問を持ちながらも結局はテレビ出演し、彼女たちの目的である舞台での漫才も続けていく。ずっと仲良くやっていったのに二人が少し不和になったときもきっと仲直りするだろうと思っていた。お互いが相手方のことを好きだし、二人共漫才が好きだから。 実際テレビで漫才をせずに画面の片隅で笑っている人たちはどんな気持ちで出ているのだろうか。お金のためが大きいだろうな。
読了日:03月30日 著者:山本 幸久
脳の障害と向き合おう!―理解できる高次脳機能障害 (理解できる高次脳機能障害)
高次脳機能障害が絵や図、そして大きな字で説明されている。図書館に予約してたまたま手に入ったが、夫の部下の娘さんが3/20に交通事故で脳挫傷になり、どんな障害が残ってしまうのだろうかと外傷の脳障害のところを特にしっかり読んだ。外傷は脳の損傷部分が特定できないので、いたるところが傷害されることが多い。どうか奇跡が起きて、軽い障害で済みますように。 高次脳機能障害と一言で言っても、いろんな症状があるのには聞いていたが、本当に色々である。
読了日:03月23日 著者:中島 恵子
奇跡の母子犬奇跡の母子犬
読了日:03月21日 著者:山下 由美
奇跡の母子犬奇跡の母子犬
この本を借りて読むのは二回目である。少し前にふと思いだして、ネットでこの母犬、ひまわりの物語を見た。そしてまた読んでみようと思ったのであるが、ネットでも本でも見る度、読む度に涙があふれ出てくる。母犬の子犬に対する愛情もそうであるが、この母犬ひまわりを救った宮崎動物保護管理署の上野久治さんに心打たれる。彼はひまわりに心打たれ、ひまわりは上野さんの「大丈夫、怖がらなくて大丈夫。」という語りかけに心開く。 「母犬はいつも私に目で話しかけきていたえたんです。私もそれに応えたくて母犬と話をしてきました。」 そして上
読了日:03月21日 著者:山下 由美
苦役列車苦役列車
「苦役列車」と「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」の二編からなる。双方とも自分の経験を元に書かれているのではと思ったが、それにしてはあまりにも怠惰な感じがした。貫多は怠け者で、偉そうで、本当にこんな人がいたら嫌だろうなと思うような人物だった。少し現実離れていているが、そういう人もいるかもしれない。 作中の父親が性犯罪者で、それが原因で両親が離婚したと書かれていたが、これは本人の実体験であるようだ。貫多のモデルは著者ということは「西村賢太」とはこういう人なのか・・・  「苦役列車」が芥川賞受賞作品とは知らなかっ
読了日:03月20日 著者:西村 賢太
魂萌え !
平凡な主婦が夫の死をきっかけに強くなっていく。実は夫は10年以上も彼女を裏切り、外に愛人がいたからである。 夫に先立たれ、愛人が発覚し、さらに二人の子供たちは母を思いやるどころか言いたい放題、好き放題なことをする。子供は当てにならないものである。頼れるものは自分だけというのを思い知る。 夫が亡くなる前から、実は夫婦の関係は冷えていた・・・ということを最後に蕎麦打ち仲間に告白する。関係の冷めていた夫に愛人がいようがいるまいがどうでもいいことだが、それは妻として悔しいことだろう。 だから夫の死後、ついつい夫の
読了日:03月10日 著者:桐野 夏生
背中の記憶背中の記憶
写真家である著者のエッセー。印象に残ったのは子供の頃の近所の友達との記憶。よくこれだけ覚えてると感心させられた。 また小学生でもとてもそれなりに色々真剣に考えていることをなんとなく思い出すと同時に、自分自身のすっかり忘れていた小学生の時感じたことなども思い出した。
読了日:03月08日 著者:長島 有里枝
壊れた脳 生存する知
モヤモヤ病のため、二度の脳虚血(一過性)と三度の脳出血(二度目は脳梗塞を合併)に倒れ、高次脳機能障害になった医師がその体験を綴った本。医師であるために病気を客観的に捉えているところ、そしてどこかとても明るいところがいい。さらに読みやすい字で書かれていいる。 空間性認知障害というものは、健康な人間には想像できないような障害である。立体的な知覚ができにくいのである。 本を読む時、次の行に行く作業も困難なのである。速読術を使い、工夫していたようである。知的な彼女であるからこそできたことも多い気がした。 社会的地
読了日:03月04日 著者:山田 規畝子

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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