すると、「救急車は？」という声が。見ると、一般女性数人と警察官が丸くなって何かを見えないようにしていました。
誰か倒れていたようでした。隙間から見えましたが年配の方が辛うじて頭を動かしていました。経緯は分かりませんが意識があるのであれば命には関わらないでしょう。
それ以上に感銘を受けたのが女性のみなさん。救急車が来るまで協力して倒れた方を見えないように守り、中には最終のバスが来たのでと申し訳なさそうに帰っていった方もいましたが、残った方は救急車を大きく手を振って誘導し、救急隊員と一緒になって助ける・・・。
まるで家族のように。救急車にはご一緒しなかったので家族ではなかったようです。
以前都内某所の山手線のホームで転倒したとき、周囲はガン無視でした(笑)。
世の中冷たいなぁとも思ったものですが、日本人の優しさや思いやりを感じられる暖かいシーンを見たな、と思いました。
それにしても、転んだ方を見えないように囲んで立つ、というのはお見事でしたね。警察官もいたので警察官の指示と見ちゃったらそこまでなんですけどね。
【ゴリィ】
シンガーソングライター。「とっておきの音楽祭」を中心に仙台周辺の野外ライブを中心に活動。仙台市中心部のパチ屋で会えるシンガー。ネットクイズ主宰。防災士。
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