こんにちは。
前回の記事
の続きです。
色々考え込みすぎて変になっちゃっていますが、
私自身書く事で少し考えがまとまったり、客観視できるので、暖かい目で見ていただけたら幸いです。
発達障害について触れていますが、差別するような気持ちは全くありません。
もし、お気を悪くされたらすみません。
思えばマリちゃんは手がかからない子で、
夜泣きしない
人見知りしない
殆ど泣かない子供でした。
そんなマリちゃんがちょっと自慢で、
育てやすい子で私はラッキーだなぁと思っていました。
9ヶ月で初めて話した言葉は手を横にふりふりしながらの「バイバイ」
すごいすごい❗️
かわいいなぁ
でも、段々バイバイが安定してくると、
自分の顔の方に手のひらを向けたいわゆる
「逆さバイバイ」(自閉症の特徴的な症状の一つ)
をする様になったのです。
え、、、❓
たまたまだよね❓
まだバイバイが安定しきってないんだよね❓
と、思いましたが逆さバイバイを見るたびに胸がぎゅっと苦しくなりました。
特に、NHKの【おかあさんといっしょ】の終わりに
「バイバーイ❗️」と元気に逆さまで手を振っているのを見るのが辛くて目を逸らせてしまったり、でも今回は変わっているかも、という淡い期待で見てもっと辛くなったりしていました。
まだ、小さいんだから逆さバイバイでも大丈夫❗️
そのうち直るよ❗️
自分に言い聞かせつつ、
安心したい、都合のいい情報が知りたいので
ネットで検索ばかりするようになりました。
そうするとYouTubeで発達障害の子供達の動画が次から次へと出てきて
それをどんどん見ていくうちに、
「みんな1歳半ぐらいまでは、よく笑うかわいい子ばかりで、見分けがつかないぐらいなのに発達障害があったんだ。意外と割合も多いんだなぁ。」と驚きました。
(今まであまり考える機会がなく、とっても無知で申し訳ありません。)
だから、もしかしてマリちゃんも、、、ともっと考えるようになりました。
初めに書いた、
夜泣きしない
人見知りしない
殆ど泣かない
も、ネットに書いてある発達障害の症状にあてはまっていたり。
(考え始めると全部の行動が症状に当てはまるような気になる。)
かと思えば、逆に泣いてばかりで大変だという記事もあったりもしました。
発達障害のYouTubeを暗い部屋で夜な夜なずっと見続けてどんどん暗い気持ちになりました。
逆さバイバイを直そうとして、マリちゃんの手をバイバイしている時に掴んでグイッと普通バイバイにさせたりしていました。
でもそんな事しても、逆さバイバイを直したからといって、発達障害じゃなくなる訳ではないですから、それに気づいてからは自由にさせるようにしました。
今、写真を見返すとマリちゃんは私に笑いかけてくれているのに
私は目線が合っているかばかり気になり、この頃のマリちゃんの笑顔はあまり覚えていません。
ずっと疑いの目で我が子を見るようになってしまいました。
そもそも発達障害で何かこの子は不都合があるのか。
私の周りにはADHDで循環器内科のお医者さんが2人いました。
心電図モニターの動きを見て、
(あの波形にはプリントすると小さなメモリが付いているんですけど)
その0.25秒の小さな動きから心臓のどこにトラブルがあるのか集中して読みとく、そういうのが得意な感じでした。
急変時にパニック気味になったり、患者家族との距離感が難しかったりしましたが、周りのサポートもあり大きなトラブルはありませんでした。
ネットを見ていると、アートの才能があったりする人もいて、その人の持つ能力がピタリと当てはまる所に導いてあげれれば常人には真似出来ないような才能を開花させていて、素直に感心しました。
もちろん、そんなに簡単に導ければ誰も苦労しませんが、未来が暗いものばかりではない事を知り少し安心しました。
もしも、発達障害だとしてもマリちゃんは今のままのかわいいマリちゃん。
だとすれば、一体何が問題なのか。
ふと、思い出したのは、小学生の時に学校で観た映画
「どんぐりの家」でした。
これは、障害のある子供と親の成長を描いた映画なんですけど、
恐らく小学校の先生は
近所に養護学校があり生徒同士の交流会があったり、
実際に兄弟に障害を持った子がいる家庭も多かったので
予備知識として私達にこれを観せたのだと思います。
ですが、私が小学生ながらに思った事は
「私が将来、障害を持った子供の親になったら育てる自信がない。」ということでした。
あ...
私はこの子がもし発達障害があったとしたら、
今後、私の生活が変わるかもしれないことや、将来への不安が増えることを心配してるんだ。
結局、自分が一番かわいいんだ...。
絶望しました。
暗い、、、つづく
では