グッドモーニング
( ̄人 ̄)
機動戦士ガンダムOOを視聴しておりました。
なぜ?
メインキャストは全員美少年なのか?
美少年や美少女じゃ無きゃ悪者なのか?
そんな事を言い出したら、全国民は悪者しかいない事になるズラ。
φ(..)
美少年が沢山出てたら人気作品なのか?
美少女が沢山出てたら人気なのか?
だから、BLってのが流行るんじゃ無いのか。
BLの名前で美化しすぎなんです。
実際は、どんな世界なのか?
本日、偶然アノ場所を通りかかったので書こうでは無いか。
僕の10代の話。
今から20年以上前になる、あの春の出来事を。
とあるスポーツ新聞の求人を目にした。
▼ジーンズ、染髪、ピアスOK簡単な接客業です。
時給3000円以上 交通費全額支給 独身寮即入居
わあ~~
なんて魅力的なアルバイトなんだろう。
ヽ(・∀・)ノ
世間知らずの若者は、面接に行きました。歌舞伎座の裏にある雑居ビルの一室に5人の若者がカウンターに座っている。
接客業と書いていたからパブだと思った。
カウンターに座っていた、スーツを着た若いイケメンが声を掛けて来た。
「僕が店長です。以前は、新宿で働いていました。同年代が来てくれて嬉しいです。」
ども。
(´・ω・)
「髪の毛長いね。音楽をやってるのかな?」
はい。
(´・ω・)
「君、可愛いからさあ。源氏名はヒカルってのはどう?」
何でもいいです。
(´・ω・)
ところで、住み込みもありなんでしょうか?
「店の前に寮があるから案内しますね。」
と、連れて行かれたのは藤子不二雄先生が若いに住んだトキワ荘のビルバージョン。
中に案内されたが、正直言えば昼でも真っ暗。
都会の真ん中にいるとは思えないほどの暗さ。
ライターで廊下を照らさないと何も見えない。
(´・ω・)
店に戻り、カウンターの上の電話が鳴っている。
店長が電話を手にして、コチラを見ながら話始めた。「はい。本日から働いてくれるヒカル君を紹介させて頂きます。電話ですか?はい、わかりました」
「はい。ヒカル君と話したいらしいよ。」
はじめまして、ヒカルです。
「新人?ところで、口は出来るの?」
はい?
(´・ω・)
「バックは可能なの?」
はい?
(´・ω・)
「え?まだ未開発なの?店長に代わってよ。」
店長がペコペコして次に電話を渡したのは、元バレーボール選手だった河合さんにクリソツ。
「バックですか?オッケーすよ。口技も大丈夫すよ。」
(;´д`)ヤバイ店間違えたみたい。 と、ドキドキの世間知らずの少年。
店長が必死に口説いてくる。「彼女いるのかな?皆いるんだよ。だから彼女にして貰う事を違う人にするだけで稼げちゃうんだよ。簡単な事だよね?」
Σ( ̄◇ ̄*)エェッ
男なのに男のナニをナニする訳ですよね?パタリロのマライヒの様になる訳ですよね?バンコランみたいなダンディーにも興味無いのに、下手したらビルダーみたいなのも来るんだよね?
そんなの入んないよ~。って、言わないといけないのよね?
「待って!ヒカル君。」
と、オレンジジュースを出された。
そのジュースさえ、睡眠薬でも入っていないか不安になって話を聞いた。
「夕方18時~20時迄お客様と店外で食事するだけで18000円。20時~28000円が時給に加算されるんだよ。儲かるんだよ。他にも臨時収入あるよ。」
ざっと1日6万円のアルバイトである。
臨時収入?
ヒカル君のナニのポラロイド写真一枚撮影で一万円。10枚で10万円だよ。
「失礼しました」と、ヒカルは去りました。
無理無理


