事務所で話をしてました。
「ミックンさん、プロダクションの方はどうですか?」
ええ、あんばいやでえ~。あんたらが、ワイに仕事くれたら逆立ちしてスパゲッティを食べてやるわあ~。
(-.-)y-~
と、話してた。
「週末の着ぐるみの案件どうなってる?」
と、事務所内で確認しあってた。
よし!
俺が着ぐるみに入るわ!
( ̄人 ̄)
「スケジュール決まってるでしょ!」
チェンジ!チェンジ!
(-.-)y-~
「デリ◯ルかっ!」
と、突っ込まれた。
陽気な被り物か?
(-.-)y-~
「スノーマンですよ。有名でしょ。」
絵本かなんかの奴やなあ~。
タイヤマンかマシュマロマンみたいな感じなら入れそうだし~~♪
「小さな子供も来るし、中に入るのは女の子に任せましたから。」
ちぇっ(-.-)y-~
酒を呑んで絡んでいたが、飽きたので帰る事にした。
駅まで向かう迄に、ステッキを左右に持ちサングラスの爺様が歩いていた。
黄色点字の上を歩くが、二本のステッキをバンバン振り回す。
看板にバシバシ当たる。
新喜劇の間寛平さんの爺さんみたいな感じ。
目が見えて無いのだなと、近寄り声を掛ける。
駅に向かわれるんですか?
「百貨店に忘れ物をしたので、とりに行きます」
信号も解りにくいし、駅は人が多いから手伝いますよ。
「ご厚意だけで良いですよ。本当に、ありがとうございます。」
僕も彼女にプレゼントを買いに行くつもりだったんで、良ければ一緒に話しながら行きましょうよ。
「時間かかるから良いですよ。」
では、ステッキ持ちますから腕を掴んで下さい。
と、話しながら知らない爺さんの早さで連れて行った。
若い時は見えていたんだけど、だんだん視力が無くなり昼は人が動く感覚は解るけど、夜は音の世界だと話してくれた。
サヨナラを告げて、さっさと電車に乗る。
もちろん彼女なんて、何年もいないんだけども嘘でも言わないとダメかなと思ったんだわ。
(´・ω・)
嘘は嫌いですが、人を助ける嘘は許されるのでは?
そう考えた。
良く、視覚障害者の方を見かけると手を引いて人混みは助ける様にしている。
昔から、そうやってするように育てられて来た。
しかし、夏に半袖の時に手を引いてたら警官が来て職務質問された事がある。
(´・ω・)
刺青だらけで、サングラス掛けた男が目の見えない人を何処かに連れて行くかと思い通報したようだ。
通報する位なら困ってるのを助けろ!
と、プンプン怒った事がある。
その視覚障害者の方も一緒に怒ってた。
まあ、何が悪いかって?
僕の体の落書きでしょうよ。
(´・ω・)
15年以上ボランティアしても、偏見もたれる訳ですよ。この体。
1人の時は、基本的にサポーターで隠していますけどね。
ところで、駅の立ち食い蕎麦を食べようと昼から考えていた。
遅くなり閉まっていた。
(´・ω・)
そのまま家に着いてしまった。
風呂上がりに外に出たくない位寒い。
仕方ないので寝る事にした。
お腹グルグルと音がします。本日の晩御飯は、帰り道に呑んだ缶チューハイと、「チクワ」。
(´-ω-`)
早く朝が来ないだろうか?
と、考えて眠ります。
非常食は必ず家に置いておこう!


