93歳、要介護3 認知症で車椅子生活の母のことです。
以前にもか何度かお話しましたが、母はとてもプライドが高い人でした。でした、と言うのは、認知症が進み色々なことの判断が出来なくなってからは以前のようなプライドは(全くではないけれど)なくなりました。
肉は○越デパート
アイスクリームは○ーゲン○ッツ
洋服はオーダーかブランド品
学歴重視
料理教室は見るだけ数千円
旅行は海外
プライドと言うか高級志向?
そんなに裕福でもないのに、、、
なんだかそんな母がとてもイヤで、私は今「安物買いの銭失い」をひた走っています(-_-;)
そんな母なので、まだ認知症があまり進んでない頃、ショーステイやヘルパーさんをお願いすることをとても嫌がっていました。
施設に入居してからも、「こんな所には、いたくない」「お風呂もイヤ」「みんなと一緒に歌を歌う?イヤ」
と職員さんを困らせていました。
それから数年。
母の口からは「ご飯は美味しいよ」「何にも問題ないよ」
私と姉は複雑な気持ちです。
あれだけプライドが高く、自分が一番、自分は何でも出来る、と言ってた母が、、、
性格をも変えてしまう認知症の怖さと、依然とは違う母に戸惑いを感じています。
でも幸い母は今、職員さんたちに良くしていただいて、笑顔で生活しているようです。感謝しかありません。