今日皆さんにご紹介する作品は「ぶあいそうな紙」(19年度ブラジル作品)。
主演-ホルヘ・ボラーニ(エルネスト-視力が衰えて来た独居老人/78歳)、共演-ガブリエラ・ポエステル(ビア-犬の散歩係として働く女性/23歳)、ホルヘ・デリア(ハビエル-エルネストの隣人であり友人)、ジュリオ・アンドラーヂ(ラミロ-エルネストの息子)等々、監督と脚本-アナ・ルイーザ・アゼヴェード。
主人公-視力が衰えて来た独居老人-エルネスト、舞台-ブラジル南部の地方都市-ポルト・アレグレ。
彼は46年前に隣国のウルグアイからブラジルに引っ越して来ました。サンパウロ在住の息子が1人います。息子は視力の衰えた父親の1人暮らしを心配して一緒にサンパウロで住もうと言いますが、エルネストはイエスと言いません(どこも同じですね)。
そんな時、ウルグアイ時代の旧友の妻であるルシアから手紙が届きます。視力の衰えで手紙は読めないし書けない。エルネストは、犬の散歩係を生業とする若い女性-ビアと出会い彼女に代筆と代読を頼むんです。
これ、良かったですよ。ブラジルは治安が悪いというイメージしかありませんでしたが良い作品を撮りますね。おすすめです。