フードフランスに行ってきました。

世界各国で“オート・キュイジーヌ(高級料理)”のシェフを務め、
時代とともに進化するフランス料理を創り続けるアラン・デュカス。
彼が、フランス料理の創造性や多様性の価値を高めることを目指し、
フランスの各地方で活躍する才能豊かな若手シェフたちをプロデュースするイベント
「フードフランス」を2003年に立ち上げました。

その舞台は、パリの代表的なホテル「プラザ・アテネ」のレストラン「ルレ・プラザ」。
2週間の期間中、アラン・デュカスに選ばれたシェフたちによる質の高いパフォーマンス
が繰り広げられます。

フランス料理界の21世紀を担う若い才能を、より多くの人々に紹介し、
彼らの活動をサポートしていきたい。アラン・デュカスのそうした願いが
「フードフランス」には込められています。

“料理の世界に国境はない”という考えのもと、アラン・デュカスは、
「フードフランス」の成功を国際的な舞台で展開していくことを決定。
2006年、海外初の開催国として、
食文化への造詣が深くフランス文化への関心も高い日本を選びました。


地方で活躍するシェフを発掘し、パリという大舞台でその技を演出するこのイベントには、“Food France(フランス食)”と“Fou de France(フランスに夢中)”という
二つ の意味をかけ合わせた名称がつけられました。

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今回のシェフを務めるのは、アルザス地方からやってくるオリヴィエ・ナスティです。

アルザスワイン街道沿いの美しい村カイゼルスベールに建つ
オーベルジュ「ホテル・レストラン・シャンバール」。
ナスティファミリーが営むこのオーベルジュは、20室の快適な部屋と
ガストロノミーとカジュアルの2軒のレストランを有し、
レストランは2005年にミシュラン一つ星を獲得しました。

斬新かつ、素材が本来持つ味わいとスパイスの調和に優れた、
繊細かつシンプルな料理が自慢です。

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オープンキッチンなのでオリヴィエ・ナスティさんの調理しているところが
見れます。

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Deux amuse-bouche
アミューズ ブッシュ
ビーツのサブレとガスパッチョ バジルのソルベ

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Bibeleskasse (fromage blanc),
minute de grenouilles et vinaigrette à l'ail des ours
グルヌイユのソテー 
ワイルドガーリックのヴィネグレット フロマージュ ブラン
見ても美しく 味わい深い

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Selle d’agneau, salsifis blonds confits, purée de concombres glacée
仔羊のオーブン焼き 飴色に炒めたゴボウのコンフィ 冷たい胡瓜のピュレ
仔羊がとても綺麗なピンク色 食感 味覚とも素晴らしい

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Délice au pain d'épices, sorbet orange
パン デピスのデリス オレンジのソルベ

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Petits fours
小菓子とともに コーヒー または 紅茶

グランド ハイアット 東京 2F 「フレンチ キッチン ブラッセリー アンド バー」
03-4333-8781