こころとからだの声を聴いて
本当の自分で生きていく。
漢方アロマサロン 月のおと 主宰
こころとからだの癒しびとmihoです。
夏 至
6月21日は夏至でしたね。
夏至は、二十四節気の10番目。
北半球では、夏至(夏至の初日)は
1年のうちで昼の時間が最も長くなる日です。
『夏至・冬至・春分・秋分』を『二至二分』
『立春・立夏・立秋・立冬』を『四立(しりゅう)』といい、
二十四節気の中でも特に大事な節目。
夏至は「太陽の力が最も強まる日」とされ
スウェーデンなどの北欧やイギリス、中国など
世界各地で『夏至祭』が行われてきました。
日本で有名なのは
三重県の二見興玉神社のお祭り。
ここでは、夏至の時期だけ
夫婦岩の間から朝日が昇ります。
夏至は、太陽の神であり農耕の神でもある
「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が
「日本を最も長く照らしてくれる日」と言われ
この夏至から雑節の『半夏生』までが
田植えの時期の目安とされてきたのだそう。
夏至のもつ意味
夏至は、一年で最も太陽エネルギーが強いと
言われています。
つまり『陽』の氣MAX!
陽極まれば陰を生ずる
「陽」から「陰」へのエネルギーの転換期。
そのため不安定で
バランス調整がうまくいかないと
体調を崩しやすいと言われています。
日本では、夏至の頃は梅雨の真っ最中。
季節の変わり目でもあり
安定しない気候的にも
風邪を引いたりしやすい時期です。
おすすめの過ごし方
そんな夏至の時期のおすすめの過ごし方は
リラックス&デトックス。
特に梅雨でジメジメした時期は
体の中にも湿が溜まりやすいです。
要らないものを出してすっきりしましょう♡
✔︎晴れの日は太陽の光を浴びる
✔︎ストレッチやヨガで汗をかく
✔︎呼吸を深く調える
✔︎バスタイムでリラックス(湯船に浸かる)
✔︎夜はキャンドルの灯りだけで過ごしてみる
✔︎泣いたり笑ったりもデトックスです。
⌘おすすめの食材
水分代謝を良くし、胃腸の働きを整えるものが
おすすめです。
緑豆、オクラ、冬瓜、みょうが
しそ、ゴーヤ
ナス、つるむらさき、スズキ、鮎など
6月に食べる和菓子…水無月
関西では半夏生に蛸を食べる習慣があるそうです。
先日作った赤紫蘇で作ったしそジュースや
スズキの大葉ソースかけもこの季節には
ぴったりです。
なまものや冷たいものはなるべく
避けてくださいね。
⌘おすすめのアロマ
精油も脾胃に帰経して胃腸の調子を整えたり
水分調整をするものを。
蒸し暑さでイライラ…なときには
涼性で心に帰経する花の精油もおすすめです。
パチュリ
フランキンセンス
サンダルウッド
グレープフルーツ
フェンネル
ネロリ
ジャスミン
アロマを焚きキャンドルを灯しながらの
ヨガなんて素敵ですね💕
ゆるめて みたす。
梅雨が明けると暑い夏がやってきます。
その前にエネルギーを蓄えて
酷暑に備えましょう。
深い呼吸を意識して
リラックスしながら
好きなことを楽しむこと。
自分に時間をかけてあげること。
それがこの夏を健やかに過ごすために
大切なことじゃないかなと思います。
仕事や家族のことで忙しく
自分のことなんて後回し
氣がついたら呼吸が浅くなっていたり
歯をくいしばっている…
そんな、いつもがんばっている方こそ
時にはゆるめることが大切です。
こころとからだをゆるめて
降り注ぐ陽の氣をいっぱい受け取って
自分をみたす。
そんなイメージをしてみてくださいね。