セカンドオピニオンについて
これはワタシ自身も受けてみようかと思った時
どのような手続きでセカンドオピニオン受診まで行き着けるのか
最初は全くわからず、かなり迷い悩んだので
ちょっと丁寧に書いてみようかと思います。（キリッ！真剣！！）
医療関係勤務の友人から何気なく提案されたセカンドオピニオン
最初は正直夫婦共々、せっかく抗がん剤治療の方針も決まったのに
また悩ましくなるような事を提案してくれたなぁ・・・
なんて消極的な気持ちもありました。
しかし、ワタシはワタシなり
オットはオットなりに、思いを巡らせた結果
「どういう結論になろうとも、たとえ無駄足になっても
一度別の先生の診断を仰いでみよう！！」
という事になりました。
そんなにタチが悪くないと言われたとはいえ
症例の少ない希少ガンだという事と
はっきりとした治療が確立されていない
との事ですが、県立のがんセンターならより多くの症例を見てきた訳だし
卵巣がんに特に力を入れているみたいな事をHPで拝見して
セカンドオピニオンを受けてみようと決心しました。
ワタシの心情としては・・・
30年ほど前、大好きだった10歳上の姉を悪性リンパ腫で亡くし
何万人に一人というかなりの希少ガンだったらしく
その当時として病院は最善の治療をして下さったのだろうとは思うのですが
もっと別の病院に受診していれば？！・・・
なんて思いをずっと引きずってきたので
自分のことながら、ここでたらればな後悔はしたくない！と思い
オットは
とにかく無駄足でも何でも、後で後悔するくらいなら
何でもやった方がいい！やってあげたい！！の一心
だったようです（感謝！！）
しかしいざ、セカンドオピニオンを受けるには？と考えると
段取りがわからない？
どこに問い合わせて、どうやって予約取ればいいのか？
と言うのと、何より思い浮かんだのが
主治医の先生に切り出しにくい！！！
こちらが先生に不信感を持っているように
思われたらどうしよう〜
それで今後の診察や治療が受けにくくなったら嫌だし・・・
と言う日本人的思考が高いハードルになって塞がりました。
よく人ごとでセカンドオピニオン受けるか受けないか？なんて話聞くと
「今どき医者に遠慮なんてしないで、どんどん受ければいいのに〜」
何て気軽に言っちゃってたような気がしますが
いざ自分が受けるとなると、日本人的遠慮＆気の回しすぎ？思考が
頭を駆け巡ってぐるぐる〜
結局、超行動派で我が家のすぐやる課のオットが行動に出てくれました。
①県のがんセンターの相談窓口に電話で
ワタシの現状を説明
セカンドオピニオンの受診方法を相談
（抗がん剤治療を間近に控えているが、
それをセカンドオピニオン受診まで一度延期していいのか？
等主治医と相談の上）
現在受診している病院を通じて予約してほしいとの事
②現在受診している県の総合病院の受診科（産婦人科）に電話
セカンドオピニオンを検討しているので先生に一度相談したいとお願いし
翌日に主治医との面談を取り付ける
（主治医の先生も仕事早っ）
③翌日主治医との面談
こちらが恐る恐る
「セカンドオピニオン受てみたいのですが・・・」
と切り出すと
「いいですよ！！ぜひ受けて納得した上で治療した方がいいですし
もし、がんセンターで治療となったらそれでも構いませんよ」
と笑顔であっさり。
３０代の若い先生だからなのか？現代の常識なのか？？
主治医の先生のセカンドオピニオンへの対応はかなり普通な感じで
こちらが下手に一生懸命
「先生に不審を持ってる訳じゃ、抗がん剤治療が嫌な訳じゃ・・・」
なんて言い訳言うと、先生が逆に
「こちらへの遠慮とか一切いらないんですよ」
なんてフォロー入れてくれるくらいでした。
セカンドオピニオン受けてみようかとお思いの方
案ずるより・・！ですよ！！
ちょっと勇気を出して主治医に切り出してみましょう。！！
④受診中の県立病院からがんセンターにセカンドオピニオンの受診予約
を入れてもらい
日にちが確定するまで数日待ちで
抗がん剤治療開始予定日だった10月14日のに予約が取れました。
（かなり混んでいるので１ヶ月くらい先の事もと言われましたが
数日先で予約取れたのはラッキーでした）
セカンドオピニオン用の診療データーを
主治医が作成してくれるのも数日待ち
仕事早い先生なので翌日に揃えてくださりました。
データー作成の料金がいくらかかるのか？ドキドキでしたが
健康保険適用で二千円弱。
がんセンターに予約が取れ、主治医からのデーターも受け取り
いよいよがんセンターでのセカンドオピニオン受診です！！
がんセンターでのセカンドオピニオンのお話は
また次回。
セカンドオピニオンを受けたがんセンターのパンフより
画像荒いので読みにくくてすみません