「自分の始末は自分でつける」ってまさに
終活の極みの言葉だと思いませんか。
終活支援・相談センターにて受けた相談より・・・
遠く離れた故郷のお墓の「墓じまい」の仕方について!
もう数年前の相談でした。
遠方にて、相当な日数のかかることが想定される状況。
なんと、墓が三か寺に点在しており、加えて実家には
お社そう神棚もあるそうです。
想像するだけですが親元双方の菩提寺に建立されている
墓石の「墓じまい」だと思われます。
私どもは、相談を持ち掛けられたとき
相当日数もかかり出張業務で手ごわい仕事になると思ったのです。
しかし、相談者ご自身
おひとりで無事やり終えられたようです。
~墓じまい(「改葬手続き」)~
一基でも役所や寺院などへの手間仕事が大変なのです。
よく言われている墓じまいにて「檀家」さんが減ることへの懸念。
でも、私共が扱ってきた「墓じまい」においては
マスコミなどで懸念されている「檀家」離れによる
離檀料なるものの発生はありませんでした。
一般的には、寺院また檀家といえど、お互い人間なのですから
ご先祖からのお付き合いもありますので
そのお気持ちを示されたらいいのではと私共は考えています。
長年の付き合いに対して
お世話になったことに対するお礼の気持ちを示すのが
それなりの人としての礼儀ではないでしょうか。
(写真全て:pixabay)
終活相談においては
親族関係、生活環境などによって
心配ごとは人それぞれです。
相談者は何をどうされたいのか
時間をかけてじっくりと聞かせていただき
解決への道すじをアドバイスさせていただけるよう
私どもも日々学んでいきたいと思っています。