どうも理解に苦しむのだけど・・・


多分、何か勘違いしてるとしか思えない。


何のことかというと、
瓦礫処分問題です。


東北地方の瓦礫だから、
全部、放射能の危険があると、
思い込んでる感じがする。


静岡県島田市で、
瓦礫処理を受け入れることになったのだけど、
反対運動をしている人達のコメントを聞いて、
がっかりした。


子供の被曝を心配する気持ちは、
すごくよくわかる。


でも・・・

自分の子供だけ、
きれいな環境にいれば、いいのか?


東北の子供は、
周りに瓦礫がある中、
それでも外で遊んでいる。

家の中で、閉じこもって遊んでいる方が、
よっぽど不健康だからだ。


反対運動してる人達を見ると、
自分たちだけ良ければいい、といった、
なんだか、差別意識が見え隠れする。


試験焼却で出た灰を、
島田市では、市役所内で展示したそうですが、
そもそも、
危険なものだったら、展示しないし、
安全だから公開してるんでしょ?

なんか、もう、
笑っちゃうしかないです。


学者の中には、
堂々と、
「被災地外の自治体で焼却してもいいが、
灰は、被災地に返すべきだ」と、
言ってる人もいる。

東北は、ゴミ捨て場じゃない!


昔、サン○リーの社長が、
「東北は蝦夷地」発言をして、
ひんしゅくを買ってたけど、
西日本には、
そういう思想・考え方を持ってる人が多いのかと、
ほんと、悲しくなる。


県外にばかり、瓦礫を押し付けてるのか?

そう思われる人もいるかもしれないけれど、
けっしてそんなことはなく・・・

瓦礫をきちんと分別して、
木材はチップにして、
合板加工している会社もあるし、
処理施設を岩手・宮城で合わせて25基、
設置する計画もあるし、
セメント会社で、焼却処理しているところもある。


それでも、なかなか瓦礫の山は減らない。

瓦礫の種類が、多すぎるのだ。


一口に瓦礫、と言っても、
木材、電化製品、家具、コンクリートなど・・・

これらを分別して、
放射線測定して、
それぞれの処分場へ運ぶのだから、
口で言うほど、簡単ではないよね。


ほんと・・・

いつになったら、
あの山は無くなるんだろう・・・


ニュースを見るたびに、
げんなりします・・・