珍しく、久し振りに、
本を読んでみようという気になって、
読んだのが、
『ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘い』(河原れん著)
というノンフィクションノベル。


東日本大震災直後の、
県の災害対策本部の様子を記したもので、
当時の緊迫した状況が描かれています。


当時の自分の状況を思い出しつつ、
気が付いたら、一気に読み終わっていました。


考えさせられる場面もいくつかありましたが、
一番、思ったのは、
「敵は中央にあり」
(ん?どっかで聞いたことあるセリフ?)
…ってことかな…


原発対応についての報道が、
どうしても多いのですが、
それ以外の震災対応でも、
やっぱ、中央はダメだな…って思いました。

この本に書いてあることが事実だとすれば、
国民を守る気、
無いんじゃないか?


…そう、疑ってしまいます。


現場に近い人間ばかりが、酷使されて、
上にいくほど、役に立たない。


この国は、
本当に、大丈夫なんだろうか…