先日、ブログでみぃやんが怒った、
ニュースのその後について、
書いてみようと思います。


先週、岩手産のお米が、
放射能に汚染されてるかのような、テロップを、
間違って放送しちゃった放送局の社長さんが、
知事へ謝罪にいらっしゃいました。

知事のコメントは特に報道されなかったけれど、
これ以上騒いで、県産米の風評を広げたくない、
・・・という判断にもみえるかも。。。

いずれにしろ、これ以上、
波風、立てないでほしい・・って感が、
両者とも、ちょっと感じました。


先日書いた、
陸前高田の松を、
京都五山の送り火の薪に使用する予定が、
放射能汚染の危険があるから、使用を中止したい、と、
申し出があったとのニュース。

抗議や批判が相次いだため、
京都市が薪の使用を要請?し、
五山送り火の5団体のうち、4団体が了承して、
薪を京都に送ることになりました。


二つのニュースとも、
原発から遠い、岩手であるにもかかわらず、
「放射線に汚染されている!」
・・・という風評が招いたものなのですが、
「被災地の物」というだけで、
全部同じに見られているんだなぁ・・・。


現地の・・・
実際に放射能の危険にさらされている、
福島県の方達は、
このことを、どう考えているのかなぁ。。。


前にも書いたけれど、
結局は、対岸の火事として、
「自分達には関係ないこと・自分達さえ無事ならいい」・・・

被災地以外の人達は、そう思っているのかな?





明日で5か月になるけれど・・・


瓦礫の山は積み上がるばかり。

行方不明者の捜索は、いまだに続いている。

仮設住宅はやっとできたけれど、
かつて自宅があった、
元の場所に戻って住める保証なんて、全くない。

ハエはブンブン飛び回ってる。

まだ、信号機が動いてないところ、沢山ある。


ニュースにならないだけで、
復興なんて、全然進んじゃいない。


土地をかさ上げして、
山を切り崩して、
そこに住宅地を・・・という計画もあるけれど、
それすら、何年かかるかわからないのに・・・。

(一応、県は10年計画(案)を出してるみたいだけど・・・)


ここ最近の、2つのニュースは、
まだ、序の口なのだろうと思う。

今年のお米や、農作物が収穫されて、
放射能検査されて、また、余計な風評が出て・・・


あと、何10年、これを繰り返すのだろう・・・。