ある方のブログをたまたま読んでいたら、
とっても気になることが書かれていました。


被災地の人が
「頑張れって言われても、もう、頑張ってるんだから、
頑張れって言うな」と、言っているとの新聞記事について、
(被災者の)ねたみみたいで、
それって違うんじゃない???みたいなことを書いていました。


なんて、思いやりのない人なんだろう・・・。

なんて、浅はかな考えの持ち主なんだろう・・・。


被災地では・・・

どんなに頑張っても、
もう、元の生活には戻れない。

どんなに頑張っても、
大事な人は帰ってこない。

どんなに頑張っても、
頑張れない人だっている。


そういう人達のこと、
ぜんっぜん、分かってない。


正直・・・

現地では、被災直後のような、
「頑張ろう、○○!」みたいなものは、
このところ聞こえてこなくて、
今をどう、生き抜いていくか・・・
それだけで、精一杯なのです。


毎日、十分頑張っているし、
頑張らないと生きていけないのです。

崩れそうな精神状態の中、
頑張っているんです。


「頑張れって言うな」・・・

そう言った、被災地の方、
正直に、今の辛い気持ちを・・・
思ったことを、言っただけなんだと思います。


このブログを書いた主の方は、
「私だったら、そうは言わない」と言っていますが、
そういう、上から目線的なこと、
軽々しく言ってほしくない。


昨日・・・「節電」のブログに書いたけれど、
こういう人が、綺麗事ばっか言う、
「対岸の火事」な人なんだと思う。


物的な復興は進んでいるのかもしれないけれど、
人の心は、そう簡単には癒されないよ・・・。


※意見には個人差があります。