米国の森林火災が拡大し続けており、米国のテレビのニュースは連日のように被害の様子を伝えている。

6月にコロラド州やニューメキシコ州で発生し始めた森林火災は、8月も半ばを過ぎたというのに一向に収まる気配がなく、さらにカリフォルニア州などで新たな火災が次々と発生し、19日現在、西部の8つの州で41件の火災が発生している。

少なくともその被害はここ10年で最悪な状況となって来ており、州によっては史上最悪のレベルに達しているところもあるようだ。今年に入って既に2万6000平方キロメートルが焼失しており、その広さはなんと日本本島の10%近くに達している。

今回18日から19日にかけて、カリフォルニア州北部のサクラメントで発生した火災は、突然の出火で急な避難命令が出されたため、着の身着のままの避難となった人々が多かったようである。

家を失う悲しみにも増して、家族同様に暮らしてきたペットや家畜を救えなかった人達の心の痛みはいかばかりであろうか。これまでの火災で、何十万人の人々が避難を余儀なくされていることを考えると、今米国で発生している森林火災はなんとも痛ましい限りである。







あるブログの転載です。
まだ続きがあります…