優笑たいむです
前記事
緩和ケア病棟での
イベントのお話しの続きです
終末期の患者さん方に
僕が出来ることは
「愉しげなマジックショー」を
明るい笑顔で演じ披露することだ
緩和ケア病棟で過ごす
大切な命の時間
少しでも
有意義に過ごしていただく為に
※気合いが入ると
足を上げるクセがありますww
そして
「だじゃれコーナー」と称し
【紅葉だじゃれ】始めました
紅葉だじゃれ
あいうえお~♪行きますよ~」
まずは
「紅葉を
見に行こうよう♪」
「靴は並べて
置こうよう♪」
「忘れたらアカンことは
メモに書こうよう♪」
「人の話は
ちゃんと聞こうよう♪」
「髪の毛
多くて困ってんやったら
散髪行って すこうよう♪」←きびしいw
「お腹すいたー
ごはん 炊こうよう♪」
「感動したんやったら
涙こらえんと 泣こうよう♪」
「足が冷えるんやったら
タイツを 履こうよう♪」
「バイオリンでも 弾こうよう♪」
「幸せの種を
たくさん撒こうよう♪」
「うつ向かないで
上を向こうよう♪」
「秋だよー焼き芋だー
さつまいも 焼こうよう♪」
以上
「紅葉だじゃれ」でした~♪
そう言って
だじゃれコーナーを締めた
患者さんやご家族さんが
クスリとも笑わなくても←
全然平気だったww
だって
僕が笑顔満開で演じてたからさ
最後のほうは
苦笑いの方々もいたけどねww
いいんだ
これで
そう
これでいいのだ
僕に出来ることは
想いを込めて演じること
その日のイベントでは
最後の皿回しまで
集中力を切らさずに
笑顔満開で演じきりました
大切な命の時間
嬉しいことがありますように🍀と願って
イベント終了後に
緩和ケア病棟の先生から
少しお話しを伺った
「コロナ以降
緩和ケア病棟での
過ごし方が変わってしまい
少し心を痛めています
病棟としては
終末期の患者さんが
少しでも心穏やかに
ご家族さんと過ごせるようにと
願っているのですが…
コロナ渦で面会禁止となり
ご家族さんと過ごすことが出来ず
面会出来るのは
もう話すことも出来ない状態に
なってからになってしまい
お一人で寂しく逝かれる
患者さんがたくさんおられました
コロナ渦が
一旦収束してからも
若干の面会規制や
面会出来る時間等の制限は
残念ながらまだ残っていて
核家族化の影響もあるのでしょうか
ご家族さんは自分たちの暮らしで
精一杯になってしまい
なかなか面会にも来れず
お一人で寂しく逝かれる方が
まだまだたくさんおられます
そういった現状ですので
○○さんの毎月のイベントは
ありがたく思っています」
そうお話しして下さいました
「家族の絆」
「親子の絆」
「命の終え方」など
色々と考えてしまいますね
今年も残すところ50日足らず
今年も色んなことがあった
3年半ぶりに再開の願いが叶った
緩和ケア病棟でのイベント
そして
今年から始めた
小学校や保育園での訪問イベント
今年のイベント数は
70回を超えてる
まるで
ミュージシャンの
コンサートツアーのようだ✨
《優笑たいむ》のペンネーム通り
優しい笑顔の時間を作る為に
僕の命の時間が過ぎていく
今は
第3作目の絵本も執筆中だ
嫁さんとの死別から
丸6年が過ぎ七回忌を迎え
7度目の冬を迎えようとしている
そんなことを思い
イベントの片付けをしていると
患者さんのご家族さんが
一言声をかけて下さった
「あ
だじゃれを言うのは
だれじゃ♪w
ウフフ♪
手品楽しかったです
ありがとうございました!」
その一言で
僕の心は舞い上がる
「こちらこそ
ありがとうございました」
そう笑顔で返す僕の心に
ココロの嫁さんが言う
『ほら~♪
だじゃれ
楽しんでもらえてるやんかー
ママが言うたやろ~
パパにはだじゃれが似合うねんてw
あんま
おもしろくないけどww
来月も一緒にがんばろねー♪』
僕はまだまだ色んなことをやれる!
そう思った秋の日の帰り道
うまくいっても
うまくいかなくても
日々是好日🍀やねぇ
長い長い僕達家族のお話し
まだまだまだまだ続きます🍀