洋書講読の効用

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こんばんは。

3月も残すところあとわずかですね。
本日は、予定外の休校日となり、少し読書の時間が出来ました。
今日の一冊は、Beer: A Global History にて愛するビールの
知識を深めていました。ビールの歴史や製法だけでなく、各ブランドに
の歴史背景についても学べます(バドワイザーは元々石鹸製造会社
だったそうです)。今年こそはビール検定を取得したいと思います。
一体、何を目指しているのか分かりませんが、こちらは完全に趣味の
領域です。英語教育以外に目を向けるようになったのも、昨年から
ですね。出来るだけ視野は広げておきたいと思っています。

ところで洋書を読んでいて感じるのは、

 ① 読まずして、語感は身に付かない

ということです。例えば日本人なら「語気を強める」
という言葉づかいを聞いて、上司が定例会議で売り上げ
不振について熱弁をふるう・・・といった具体的な
場面が想像できるかもしれません。

これと同じで、日々覚えている英単語は、国内で
学習する以上、会話も大事ですが読書を通じて
どんな文脈でどのように使われるかという経験値を
高めていくことで、英会話でも徐々に使用できるように
なっていきます。

今日読んだ洋書ですが、ビールが古代から人類に
愛されてきた理由の一つとして、ubiquitous で
あるということが挙げられていました。
ubiquitous は、ユビキタス・ネットワークなどと
カタカナ英語になっていますが、「いつでも
どこでも存在できること」というニュアンスです。
ワインの原料となるブドウが育ちにくい地域でも
ビールの原料となるオオムギの飼育は可能・・・
といった文脈で、ubiquitous が使われていました。

こういう実際の場面と連動して英単語に触れていくことで
語感が出来るということを改めて実感しました。

また二つ目は、

 ② かといって、読書によるインプットがすぐに会話に活かせるわけではない

ということです。
当然ですが別物ですからね。速効性を期待するものではありません。
「○○冊読んだから、□□が出来る」というものではありません。
むしろ、「□□が出来るまで、何冊でも読む」というのが
本当に英語をマスターしたいのであれば、本来あるべき
マインドですね。

自己流のアウトプットでは限界がありますので
いかに多くのお手本を真似るか・・・例えば仕事で使うのであれば
自分自身の属する業界に関するものを、何冊も読んでいくことが
とても効果的な学習になりますね。

当校でも、バラリーガルの方であれば契約書を、アカデミックな
方であれば論文表現を(いずれも、基礎が確立された段階で)
というように課題設定を行っておりますが、もう一度読解指導に
ついて見直してみたいと思います。検定・資格素材もそうですが
生の教材をもう少し取り入れた方が良いはずです。
(という訳で結局、読書自体も結局は英語指導に繋がってきます)


・・・さて、日々の各レッスンの方は課題がちらほらと見られます。

4月から5年目を迎えますが、喜ばしいことに毎年バラエティに
富んだ受講生が増えてこられました。その一方で、私の力量が
試されるケースも増えてきました。少しの間、我慢の日々が
続きそうです。一筋縄ではいきません。

とにかく今年一年、日々の現場で気持ちを強く持って
やらなければと思っています。


LLD外語学院 学院長 前川

【現在の募集状況】
プライベートレッスン:4月より、僅かに空席が出来る見込みです。
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